焚き火の神様が舞い降りた3日間

3.18-20   那須いなか村オートキャンプ場(栃木)   by Nobu

 今年のキャンプ初めは、お気に入りのいなか村へ行った。今回ははじめての連泊で先輩家族のデビューとなった。たった4回しかキャンプに行った事がない我が家も、先輩家族にとっては頼りになる存在だったようだが、果たして本当にそうなったのかどうか(^^ゞ

 ただ、とても充実した3日間になったことだけは確か(^。^) 今回はあまり写真が撮れなかった(^^ゞ

3/18(土)
 Rの幼稚園の終業式だったため昼からの出発となり、先輩の伸ちゃん、奥さんの久美ちゃん、1歳の虎太郎くん一家と那須の矢板インターを出た所で2時半に待ち合わせ。東北道に乗るところを関越に乗ってしまったとかで3時頃に集合。

 サイトはいつもの最上部を確保。確保と言っても、これもいつものように貸し切り状態だったので電源を入れてもらっただけであるが。ここのオーナーは本当に親切で、いつ来てもいつ帰ってもいいよと言ってくれ、雨が降る予報だったので寒くてガマンできない時はロッジに移ってもOKとのこと(^。^)

 伸ちゃんのテントは小川テント製で、作りもうちのと比べてしっかりしていて羨ましい。スクリーンタープを張って、その周りをビニールで覆ってリビングが完成した。やってみると温室化はとても簡単で、ビニルを面に合わせて切ってそれをクリップで留めるだけで完成。これだけの事でとても暖かく、寒空の下のキャンプも怖くないという変な自信を持ってしまった。(今回は寒くなかったのでそう思っただけだという気はするが...)
 夕食は味噌煮込みのほうとう。さあ、と思ったところでみちよが悲鳴。「大根とにんじん忘れた~!」 これじゃあ「素ほうとう」じゃないかと言ってる時に、伸ちゃんがタバコを買いたいので野菜も買ってきたげるよと町まで買いに行ってくれたヽ(^。^)ノ   

 
 夕食の準備と並行して焚火開始(^。^) これがやりたくてキャンプをやっているようなもので、禁断症状と戦う事数ヶ月だったので嬉しくてたまらない。山で薪を調達し、でかいものは鉈で長さを整えたりしながら結構な量を準備した。こないだ買ったネイチャーストーブで炭熾しに挑戦したが、いとも簡単に出来た。火遊びしながら炭が熾せるなんてなんてかわいい奴(^。^) 七輪に移した残りの炭を焚火の焚き付けにし、あっという間に燃え上がる火に歓声。

 野菜が入ったおかげでとても美味しいほうとうができ、フーフーいいながらみんなで食べ終わった後、焚き火を囲んでみんなでおしゃべり。伸ちゃんも焚火の魅力にやられたようで、Rと火バサミを交互に使っては薪をくべたり、火を整えたりしている。5歳の子供と「挟むやつ貸して」と言い合っているのは見ていても楽しい。山にいくらでもあるので、薪を買わなくて良いため贅沢に大きな火を保てるのが嬉しい。

3/19(日)
 みちよはやはり花粉症がキツイみたいであまり眠れなかったようで、なかなか朝起きてこない(^^ゞ ゆっくり起きた後はコーヒーで頭をスッキリさせて朝食。当然のように焚火もスタートし、手分けして薪集め。引きずるように倒木などを運んで来ては折って薪にし、バチバチと音を立てながら燃える火を見つめる。最高の時間が朝から始った。

 おやつにクッキーを焼こうということでダッチオーブン(DO)の登場。キャンプで使うのは初めてなのでこれも楽しみにしていたことの1つである。上下から数分熱した後、上からだけさらに熱してあっという間に完成。簡単でとても美味しく出来てやっぱりDOはすごいという事になったが、実はこのあとのDO料理に苦労しようとは想像も出来なかった...

 
 昼は恒例のバーベキュー。今回は2家族ということで伸ちゃんにも七輪を買ってもらい、2つ並べてのバーベキューとなった。タン塩、サガリ、塩だけを振ったスペアリブ、シイタケ、アスパラなど大量に用意していたがあっという間に無くなった(^_^;) 焼きオニギリで締めて昼食終了。

 午後はふきのとうを取りに行ったり、子供とキャンプ場探険をしたり、またまた薪拾いに行ったりしながらもゆっくり話をする時間もあったが、これは連泊して丸1日過ごせることの幸せ。1泊だとそろそろ撤収と言う時間だが連泊はここから更にゆっくり出来るのがいい(^。^) なかなか連泊する機会はないと思うが、無理やり休みを取ってでも連泊がしたいと思ってしまう。

 夕食は鶏の中華粥をDOでじっくり作る予定になっていて、考えるだけで涎が出そうという伸ちゃんの期待に答えるべく準備開始。といっても実は準備など何も無く、DOに鶏を入れて米を研がないでそのまま入れ、水を入れて焚火の横で熾き火に乗せるだけである。

 ただ、2時間くらいかけてじっくり作ることがポイントのようだ。ここで本のようにはうまく行かない事が起きた(^^ゞ 水をどれくらい入れるのかよくわからない。ダッチオーブン協会長の菊地さんの本には米の20倍の水を入れると書いてはあるが、20倍ってことはないだろうと適当に水を入れたのが原因であった。

 結局、鶏のエキスはしっかり出来ていて非常に濃厚な味になったが、お粥という感じでは無くおじやという感じになってしまった(^_^;) 要は水の量が少なすぎた訳で、実践は甘くないと言う事か。いい味は出ていたので、薬味のザーサイやショウガを入れながら、それはそれで美味しく食べられた。

 風呂に入った後も焚火は続き、子供が寝静まり、黙っていても火を見ているだけの幸せな時間が流れる。まるで焚火の神様が舞い降りてきて、火を囲むみんなを包んでくれているかのようだった。薪を全て燃やし終わった後、とても名残惜しい感じをそのままにそれぞれのテントへ向かった。

  

3/20(月)
 朝食はまたもやDOを使ってのフルーツケーキ。これも初挑戦ということで途中で泣きそうになった。本によれば結構早くできるはずが、量が多すぎてなかなか焼けない事態となった。

 最初下から熱し、その後は上からのみ熱して出来あがるはずだったが、どうも下からの熱が足りなかったみたいだ。上から熱するのをやめて下から強火でもう1度焼き、さらにひっくり返して最後に上から強火で熱したところ大復活(^。^)

 出来あがってみればなかなか美味しいフルーツパンケーキとなった。ふっくらしてちょっと蒸しパンぽかったが一応満足できる物が出来てほっとした。パンを焼いたらいい感じになるだろうなという感じがしたので、次回はぜひパンを焼いてみたい。

 この日は焚火はやらない予定だったのに、焚き火欠乏症が発症してしまい結局この日も軽いタッチの焚火(^。^) 薪が燃え尽きない状態で終りたくないので、帰るまでに灰にできるかどうかを考えながら火をキープしていった。

 昼過ぎにカップラーメンで最後の食事をとり、ゆっくりと撤収したら4時位になりちょうどいい時間になった。ちょうどいいというのは、このあたりの温泉は4時を過ぎると一気に値段が下がるのだ(^。^)

 ゆっくりと温泉に入り、マッサージ機に座った頃にはこのまま寝た~いという気分になってしまい、みちよには申し訳なかったが帰りの運転をチェンジ(^^ゞ 3連休ということで東北道が結構渋滞していて時間がかかったが、今回も最高に楽しいキャンプだった\(~o~)/