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2001年08月

心臓の鼓動


2001.8.13 美濃フィッシングパーク

 岐阜県のTACランドいたどりで行われた野宴会の全国オフの2日目に、大阪から参加しているかっちゃんと京都から参加のさかぽんパパに渓流を管理釣り場にしている美濃フィッシングパークに連れて行ってもらった。

 朝6時に集合してかっちゃんの車で出発。カップ麺を食べた後、7時から約600m続く釣り場に入る。ロッド、リールにはじまりウェーダー、ランディングネット、ベスト・・・何から何まで初使用であり緊張しつつ初キャスト。最初はラインがロッドの先に絡みついたり後ろの木を釣ったりで、描いていたイメージとは全く違う。それも少しずつ慣れてきて、風がほとんど無かったので大体思ったところにフライを落とせたのはうれしかった。後ろにスペースが無い場合など、これからいろいろ体験していくのだとは思うがまずはよかった。

河原で休憩中。形から入るタイプなのではじめてにもかかわらず一通り揃った姿。ただしベストの中身はまだほとんど無い。ウェーダーはサイズが無くて取り寄せ(^_^;)

いろんなフライ関係のHPをみても必ずこんな画像があるので、絶対撮ってやろうと思っていたショット。ただ、他のHPでは横にネットに入った魚が写っている場合が多いけど・・・

唯一実際に釣りあげた今回の師匠かっちゃん。釣り場から車から挙句の果てにはお金まで貸してもらい、本当に何から何までお世話になりました。サイドスローがとってもカッコよかったです。

さかぽんパパの「見えへんのや~」
スノーピークと同い年のパパはそろそろ目から物を遠ざけはじめたらしい(^^ゞ 飲んでるパパも最高だけど、川で自然に入り込んでる姿はもっと素敵でした。


 とりあえず何もわからないまま、魚が見えるところにフライを入れるが反応しない。しばらくしてから場所を替えていき、魚は全く見えないものの子供の頃の経験では必ず魚がいそうな感じところへフライを流してみた。
 そのうち突然フライに魚が突っかけてきたのが見え、心臓の鼓動が高まった。思いっきりバクバクしてなんかとってもうれしくなった。なんどかそんなことを繰り返すもののヒットしない。タイミングがうまく計れないのがメチャクチャ悔しい。

 時間が経つにつれ、魚が水面に出てくることが無くなりまったくフライを追わなくなってしまった。フライを沈めてやらないと多分無理だなと感じたのだがドライだけしか持ってないので、ここからはキャスティング練習になるかもしれない。まだフライの名前もひとつしか知らないし、こういう場合どうすべきかもわからないのがもどかしい。

 10時過ぎに川から上がり、結局1匹も釣ることが出来ないままキャンプ場へ戻ったが、なんていうか本当にいい気分になって川をあとにすることが出来た。悔しい思いが続くのかどうか、次回の釣りが楽しみでしょうがない。ドラグが実際にどういうものかもわかったし、体験すればするほどいろいろわかってきそうな感じがする。

 

管理室真下の風景。ここから上流・下流にそれぞれ約300mずつ釣り場が延びていて、渓流をそのまま生かしている気持ちいい釣り場。

見える魚は釣れないという言葉どおり釣れなかったちょっと深めの場所。こういう魚を釣る方法もいろいろあるらしいが、これからの研究課題。他のHPを見るとここでのヒットフライもいろいろあるらしいのが後でわかった。

朝方は浮かんでいるフライを追ってきたが、気温が上がるにつれて全くだめになった。魚は思いっきりスレている感じだったが、雰囲気は最高だったので気持ちよかった。

上流の大きな岩がゴロゴロした場所。横に道がついていない自然渓流で釣りあがるのは大変そうだ。暑くなってからは、のどが渇いて思わず川の水を飲んでしまいそうになるくらいきれいな水だった。

ポコッ


2001.8.25 那珂川支流:木の俣川

 タックルを買う時にお世話になったほのさんがUpapaと私のためにFFキャンプを企画してくれ、那須高原リバーガーデンからの出撃。ほのさんの釣仲間である今田さんも参加してくれ、初心者の私に暖かい言葉と的確なアドバイスをしてもらう。(参加予定だったBJおやじさんはご家族の急病で残念ながら不参加)
 当初はキャンプ場横の那珂川本流で釣る予定だったが、折からの台風で増水&濁りで急遽場所を変更することになった。夕方ほのさんの車が着いた先はキャンプ場から10キロ位離れた木の俣川。ここも増水しているらしく水量は多いが濁りはない。きっと我々がいなければ途中見た雰囲気のある渓流に入りたかったに違いないが、木の俣川はロッドが振りやすいロケーションでまさに初心者への配慮。本当にありがたい。

 反応ありますよ、魚はいる!という今田さんの言葉に気合が入るものの、私にはさっぱり反応はないまま少し上流へ向かう。少し川幅も狭くなり、更に感じがよくなった場所で、ここどうぞと優先的に釣らせてもらう。子供の頃毎日のように釣りに行っていた感覚を思い出すようないかにもいそうな感じのする場所だ。

 いくつかのポイントに何度かキャスティングしているうちに、“ポコッ”とフライに反応! この間の岐阜では魚がフライを追ってくるのが見えてドキドキしたが、流れていくフライが一瞬“ポコッ”で見えなくなるという、前回よりも更に上を行く体験だ。当然初めてであり、合わせなんてとんでもない・・・なるほど、こういうことか、やはり実際にやらないとわからないことだらけだ。
 今回は“ポコッ”が何度かあったが、またも釣り上げることが出来なかった。水量が多かったこともあってか、釣果は今田さんの岩魚1匹のみ。親切な人達に囲まれての自然渓流に、悔しい反面“ポコッ”だけで満足してしまったのも事実。

左からギタリスト今田さん、ほの師匠、私、Upapa。行きますか?というほのさんの声を合図に期待は高まるばかり。

ほのさんの運転で場所を探すが、なかなかコレという場所が見つからない。最終的にはメジャーなのできついかもしれないということだが木の俣川に向かう。

とてもキレイな緑色の川でほのさんのキャスティングを見る。ここから上流に場所を替えてからが本番という感じだったが、どの辺りにフライを落とし、流していくのかを見るのはとても参考になった。

水が引けばポイントだらけになりそうな感じがした。最初はフライを見失うことが多かったが、だんだんとその回数が減っていき、どこをどう流れているのかがわかるようになると更に楽しさが増していった。

I did it!


2001.8.26 那珂川支流:名も無い流れ込み 

 前日の夜の食事はみんなでテーブルを寄せ合っての宴会。芋焼酎のお湯割りをいい気分でガバガバ飲んで楽しい時間はあっという間に1時過ぎ。ほのさんも今シーズンはたくさん釣ったからなあと言っていたものの、どうしましょうかというと「じゃあ5時集合ね」と気を使ってくれる。
 信じられないが気合が入っているのでちゃんと目を覚まし、閉まっているキャンプ場の入場ゲートを開けて出発。板室温泉の方に行ったりしていろいろ場所を探すが、結局キャンプ場のすぐ近くの支流と言うより流れ込みというくらいの、すぐ先が魚止めの堰っぱくなっている場所に決定。近くに同じような場所が二つあったので、自分と今田さん、ほのさんとUpapaというペアに分かれて川に入る。
 少しずつポイントを探しながらやっているうちに昨日と同じアタリがきた。川の感じは昨日よりもいけそうだし、なんとか初ヒットをと慎重に狙っていく。

 何度目かのアタリについにヒット! それはそれはかわいいヤマメだったが、この際サイズなんてどうでもいい。
 
I did it!

 たかだかヤマメ1匹なのに、この気持ちはなんだ・・・ひさびさの心からの喜びに自然に頬が緩んでしまう。これを味わいたかったんだもん、最高にいい気分。

 こうしてついに第一歩を踏み出すことが出来たのも、ほのさんと今田さんのおかげだ。自分のときにはラインが出ていて水の中からなかなか出てこなかったが、今田さんが釣ったのを見た時にはスッと魚が上がってきた。キャスト後にラインを手繰っておいて合わせやすくするというのも今回見たからわかったことだし、ポンポンとポイントに対してのアプローチタイミングもほのさんの釣る様子を見たからわかったことだ。見て聞いてやってみて、そしてまた教えてもらう・・・最高の環境でのスタートはこうして終わりを告げた。

天にも昇る気持ちというのはこういうことか。いままでのいろんな経験の中でも、この沸きあがる喜びはそうそう得られるものではない。子供が生まれた時とか、ビッグビジネスが決まった時とか、それぞれに違うがそんな種類の気持ち。

小さくてもきれいなパーマークの入った記念すべき初ヤマメは、とぼけた目がなんともいえない。しっかりとフッキングされていたが、そっと放してやると元気よく水の中に消えていった。

今回ヒットしたのはコンクリートからの小さな落ち込みの少し下流。こんなに小さな範囲なのにいろんな場所でアタリがあった。

今田さんがダウンで流し、アタリがあったと場所を代わってくれる。横で見てくれて、アタリがあった時にホラ!っと一緒に喜んでくれるという本当にありがたいコーチ。

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