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2001年09月

The driving rain...


2001.9.16 福島県浜通り 

 家族でキャンプに行ったついでにFFを楽しみたいということで浜通りのキャンプ場に向かう。折からの雨でキャンプ場周辺は増水していたので少し車で場所を探すために走り、上流で雰囲気の良さそうなところに入る。川に下りる途中の草が倒れていて先行者があるのは明らかだ。土曜日(9.15)の午後ということで時間も悪いと思ったが、ここくらいしか入れそうなところがなかったのでしょうがない。

 感じのいい渓流だったのでとても気分はいいが、全くアタリがないのが悲しい。おまけに、川に入った頃にポツポツ降り出した雨がすぐに強くなり、とても釣りをしていられる状態ではなくなってしまった。あまりの雨足の強さに、すぐに釣るのをあきらめてキャンプ場に戻る。久々のずぶ濡れ。

 降り出した雨は夜にかけていっそう強くなり、車で寝たほうがいいかもしれないと言うくらいの豪雨。朝には何とかやんでほしいと祈りながら眠りに付き、その祈りが通じたのか朝には雨がやんでいた。とりあえずキャンプ場付近の川を見て、とてつもない水量に呆然となるが、とりあえず出発。前日に行った場所にも行ってみるが、とても釣りになりそうにないのでさらに別の場所に移動する。やっと決めたポイントは支流と合流している地点だが、砂が見えていたので大丈夫かなというところ。なおかつ50メートルくらいでコンクリート底になっているので入れる場所はほんの少ししかないが、とりあえず釣り始める。

 なんと一投目から何度もアタリがあり、その後もアタリが続くもののフッキングできない。この際チビヤマメでもいいやとフライサイズを下げてトライ。それでもなかなかヒットしないが、やっとヒットした結果はチビハヤ。その後も手元に来るのはチビハヤのみ。釣り始めてから30分もしない間に生活廃水の匂いとともに泡が流れてきたので川を上がる。

 今回感じたことはバラシについて。テンションがかかっていないとバラシてしまうということを何度も実感できたが、それは自分にとっては不思議なことだった。いままで釣りをしてきて、魚がでかくてラインが切れたことはあってもフッキングしたあとバラシたことはほとんどないのだから。フライフィッシングの特性とでもいうべきラインとリールの関係を考えて釣れてないというのはまさに素人の証。前回教えてもらって気にはしていたつもりだったが、実際には何も出来ていなかったということだ。これはこれからのテーマ。

朝の川の様子。思わず引き込まれてしまいそうな水量。前日すでに結構な増え方をしていたので雨が降らなければいい感じになるかなと思っていただけにガッカリ。

やっと見つけた場所は砂が気になる流れ込み。建物も多い、その辺りの幹線道路沿いだったので渓流でフライフィッシングと雰囲気もなかった。

ここから2~30メートル先までが今回釣った場所。どこに行っても初めての場所なのでポイントを知らないのは辛いものだ。汚水の匂いと泡が流れてきたのには参った。

今回のチビハヤちゃん。さすがにこのサイズだと最初の一枚だけしか写真をとる元気はない。上がった時に釣れましたかと聞かれたが、さすがに言葉が見つからなかった...

ドラグフリーとは正反対で


2001.9.24 山梨県忍野 

 富士裾野にキャンプに行った帰りに、Upapaからのお誘いで2家族で忍野へ向かう。実はその日の朝岩魚がライズする夢を見ていたのでそれが実現するだろうかという期待と、忍野の魚はとてもスレていて自分のような初心者では太刀打ちできないのではないかという不安があった。着いてみると感じのいいゆったりとした流れの中に濃い魚影があり、見たこともない外国の小川はこんなのかもしれないと妙に感じ入ってしまった。ただ、川の中に結構ゴミが見えるのでちょっと悲しい気がしたのも事実だが。

 コンビニで日券を買った後、家族はすぐ近くにある川魚の水族館を見にいってもらうことにして2人で川に向かう。いかにも忍野のベテランといった感じの何人ものフライフィッシャーの横を通り過ぎて、後ろに空間があって自分でもキャスティングが出来そうな場所に決める。
 周りではロールキャストというよりもメンディングキャストと言ったほうがいいようなすごいテクニックでフライをポイントに入れているし、柄の長い忍野用のネットをみんな持っているし、川の感じだけではない独特の雰囲気に、なぜかわからないが気負うというよりはむしろ逆に落ち着いた、ゆったりとした気持ちになった。
 最初はブラックパラシュートで試してみるが全く反応がないため、ひとつだけ巻いていた茶色のCDCダンに交換してみる。少しして初めて魚がフライに近づいてきたが、プイっと反転。これはいけるかもという期待していると、ユラユラっと魚が出てきてフライを咥えた。いいタイミングであわせることができて竿を通して魚の動きが伝わってくる。ラインの処理も結構上手く出来たが、さあランディングということろでバレてしまった。いい型だっただけに悔しいが、これは釣りになるかもしれないという嬉しさのほうが大きい。その後小さいながらヤマメを手にすることができて気分は盛り上がる。

 今回面白かったのはここからで、水面にタッチしながら不規則に飛ぶメイフライを捕食する魚を間近に見ることが出来てあることを思いついた。同じような動きをフライがしたらどんな反応があるだろう? ドラグかけて引っ張ったり、チョンチョンと水面を戻したりしたら... 一番白っぽいフライに交換してドラグフリーとは正反対のことをやってみた。すると、魚がどんどん出てきてフライを見に来るようになった。何度かは実際にフライを咥えたのに上手くフッキングできなかったのでヒットはしなかったのが残念ではあるが、フライの動きについてまた新しい発見が出来てとても楽しい忍野体験だった。

なんともいえない雰囲気の川。いろんなフライフィッシングがあるのを感じることが出来た。きっとこれ一度にはならない予感。

この環境は入漁料と忍野の人々に支えられているのを強く感じた。禁漁になると忍野フリークが川の清掃をしていると聞いたが、素晴らしいことだと思う。

今回もチビちゃんだが、自分で巻いたフライで釣れたのはとても嬉しい。バラしてなかったら絵になる写真になったのに...残念。

すぐ近くにある水族館。動く魚に興味津々の9ヶ月の次男。3人の子供達が楽しめる場所があると安心していられる。

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