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レポート2002

竜巻に遭遇


2002.3.21 忍野 

 今年初めてのFFは忍野でスタート。前日に天気もよさそうだし遊びに行こうというお誘いがUpapaからあり、子供たちも仲良しコンビと一緒に水族館行けるので喜んで出かける。

 我が家は遅れて10時半ごろ忍野に到着するが、思ったよりも人が少ない感じがする。去年来た時に見なかった場所をいろいろ見て回り、風が強いのでどうかと思ったが後ろが広めのところでスタート。ライズはないが、やはり最初はドライでということにしたが、実際に風があるとただでさえ下手なのにキャスティングにならない。自動リーチキャストというか、真横にラインが流れてしまう。こりゃダメだということでニンフにして近くにいる魚の前に流そうとするが、そう簡単には思った場所に行かない。一度フライを見に来てUターン。
 一時的に風が弱くなったときだけしかキャストできないくらいになり、場所を変えているうちに水面に出てきているヤマメを発見。CDCダンを流すとパシャっとアタックがありうまく合わせることができた。やった!と喜んだのもつかの間、なんのことはない・・・バレテしまった。その後は二度とフライに向かってこようとはしなかった。

 食事をみんなで済ませ、風が強いからちょっと見てみてダメだったらやめるよということで再度川へ向かう。風のついでに降らないと思っていた雨も降り始めたが、雨は少しで上がったのでもう少しやってみることに。そのうち遠くからゴーッという音が聞こえたかと思うとそれがどんどん近づいてくる。あっという間にフライが水から上がり竿先から水面と平行にラインが流れた。バチバチとごみが体にあたり、目が開けていられない状況になった。後でUpapaに聞くと、竜巻の渦の中に私が体をこわばらせて立っているのが見えたというすごい状況だった。

 風はあってもぼちぼち上げている人もいたし、技術とフライ選択(というかちゃんと巻いて準備しろというか)がしっかりしていないのが悪いので、もう少し暖かくなって活性が上がってから再挑戦しに行きたい。

行ったときはもっとたくさん人がいると思ったがそうでもなかった。風がなければもう少し楽しめたかも...

風の中歩くのはちょっといやな、想像と全く違った金田一橋。これは横から見ているのが一番。

新調したロッドとリールに魂を入れるはずが、バレとは今の自分の実力に相応しい初釣行となってしまった。

強風の爪痕。生木が根元から折れている。水族館の中にいてもすごい風だと思ったらしい。

未だ魂入らず


2002.3.23 道志川C&R区間 

 この日は‘ほのさん’主催の栃木解禁オフがあったのだが、みなさんせっかくの栃木初釣りなので足手まといになって迷惑をかけてはいけないと思い、初めての道志へUpapaに連れて行ってもらう。

 午前中は近くの小渓で竿を出すが、二度ほどアタリがあったもののフッキングできず。漁協のおじさんがやってきたので「ここはどうですか?」と聞いてみると、「俺も昨日ここから餌で釣り上がったけど一度もアタリがなかったよ。フライはまだ早いんじゃないか。」という悲しい答。

 昼を済ませて道志川のC&R区間に行くが、この間ほどではないにしてもこの日も風が強い。ちょっとしたゆったりした流れが向こう岸沿いにあり、そこでライズを待つが悲しいかなライズはない。自分のいた辺りは10~20メートルおきに人がいて、思い切って下流へ行こうかとも思ったが風もあるし近場でいいやと思いあまり移動しなかった。
 夕方になると手のひらのリールにあたる部分がとても冷たくて、時折ジッポのライターで暖めなければやっていられなくなった。それくらいから魚たちが活発になってきたようで、少しアタリがあるもののフッキングできず。フライを変えてもちょっと見に来るもののサッと引き返す。何食ってるのか想像できない経験と知識のなさが悲しい。

 まだニンフでやっている人が多かったが、早くドライにバシバシ反応する時期になって欲しい。ドライで釣りたくてフライフィッシングをやってるのに...まあ、そのうちどこかで釣れるに違いないという理由なき確信はあるのでまた挑戦したい。

 新しいロッドにはまたもや魂入らず。

午前中に行った都留の小渓。雰囲気はとてもよかったが、フリースに厚手のトレーナー、さらに上着を着るほど寒かった。

道志川C&R区間。はじめてなので区間中のどの辺りかは聞いたが忘れてしまった。もう少し暖かくなってからまた行きたい。

中央に速い流れがある向こう側を狙うのでいい練習になるかと思い、粘りに粘った場所。風があったのであまり練習にならなかったが、フライラインが流れで沈むとダメだと感じた。

イメージしていたより狭い川幅。駐車場もそんなに広くないので盛期になると大変かもしれない。

1日早いバースデイプレゼント


2002.4.6 道志川C&R区間 

 朝早く出れば高速も空いているし、交通費などかかる経費も安いということで、前回に続いてUpapaと道志川へ行く。なんといっても今まで1尾も釣れていないのでロッドに魂を入れたい・・・実は7日は誕生日であり、当初7日に行く予定していたが天気が悪そうなので1日釣行を早めたのだ。

 最初はC&R区間に行かず、その上流に入りある程度釣りあがる。しかしここは前には何人もの餌釣りの人が見える。おはようございます、追い越していってもいいですかと声をかけると、いいよ。でもなかなか釣れねえなという返事。先行者がたくさんいるし、水温も低いのでこりゃドライには時間が早いかなという不安。その不安はあたり、なんと一度もアタリなし。疲れて早い昼をとった後C&R区間に行くことにする。

 一番下流の方から入渓するが、C&R区間はさらに人が多い。それでもなんとか場所を見つけてスタートするが、いろんなフライを試してもアタリはない。魚も見えないし場所を変えるかなと思っているとCDCダンに“パシャ”と出た。
 おっ、ヒット! ネットを出そうかなどと思っているうちにバレてしまった。しっかり手元まで寄せた後でネットを出すに決まってる、さきにだす暇があったら寄せなきゃ・・・あいかわらず下手だなあと後悔。

 それが唯一のアタリで、それからまた耐える時間がやってきた。フライを変えてもダメだし、とてもいい感じで流れてるしビデオならここで出るよなという場面でもダメ。そうしているうちに再度“パシャ”。今度も上手く乗せることができ、失敗したばかりなのでまずは手元まで寄せてからネットを出しランディング成功。学習効果、そして心の中でガッツポーズ。めちゃくちゃ嬉しい!うわっはっはぁーだ。

 その後場所を変えたりしながら何度かあたりはあるもののうまくフッキングできないまま時間が過ぎる。食べに来ているのではなくて弾きに来ている場合も多いのではないかと思うがどうなんだろう。それとも偽物だと馬鹿にしてるのだろうか。それなら途中で引き返すのが普通だとは思うが...

 今回の最大の成果はヤマメと対面できたこと。そして最大の動揺はフライボックスの中身すべてを川にぶちまけてしまったこと。ロッドとリールでたまたま堰き止めていた場所だったのでほとんど回収できたが、落とした場所があと15cm位先だったら大量のナチュラルドリフトするフライが見えたに違いない。やはりこれも1日早いバースデイプレゼントだったのか。

C&R区間から少し上流。区間外でも風景が変わるわけも無く、とてもきれいな水と瀬音が仕事の疲れを癒してくれる。

息吹き始めた木々の新緑が少し目にまぶしい。そこが前回とは全く違い、季節の変化も楽しめるのがいい。

今回釣れた場所。対面の流れ込みから少し上流の向う岸に近いところからプレゼントはやってきた。

暴れたせいか体にティペット跡がついてしまいちょっとかわいそうだったが、ゆっくりとリリースすると元気に川へ戻っていった。

散りゆく桜の中でキャンプ&FF


2002.4.13-14 道志川C&R区間 

 今シーズン初キャンプは道志の「とやの沢キャンプ場」で幕開けとなる。早朝道志に到着して、家族は車の中で仮眠&自分は川へ・・・という作戦を立てていたが、起きてみるとすでに着いているはずの時間になっていた。FFisherを横目で見ながらキャンプ場に向かい、Upapaと2人で川へ向かったのは夕方4時位からとなった。

 朝から釣っている人たちが帰る時間なのか駐車場から出る車が何台かある。思ったより人がいないのはラッキーだ。今回はフェザントテイル・パラシュート、スペントスピナー、CDCスパークルダンなどを巻いて来たので、いつもと違うフライはどういった反応があるのかわからないが意味もなく期待が膨らんでいた。
 まずはフェザントテイルパラシュートを試みるが、始めて早々にヒット。だがバレた。もっと早くラインを手繰らなければと反省。少ししてまたヒット。ラインを手繰らなきゃと思っているうちに、またバレた。2回連続のバラシでなんか悪い予感がしてくる。もしかして今日は釣れないかもしれない。そうしているうちにまたヒット。今度はすばやくラインを手繰り手元まで引き寄せることができた。あれ?なんか模様が見えないぞ、もしかしてハヤ?と思ったが良く見るとレインボー。一気に喜びがこみ上げて来た。

 今度はスパークルダンなどを試してみるがめったにアタリがない。スペントスピナーに替えるとヤマメが立て続けにきた。なんかとっても幸せな気分。川面に舞い落ちる桜の花びらを楽しむ余裕も出てきたようだ。風が吹くたびに幻想的な風景が目の前に現れる。
 水面ではライズがあちこちでおこり、こういう感じになったらどんなフライにも反応するのかなと思っていたのだが全く逆。あれこれとフライを替えても反応すらしない。近寄ってくるのは見えても馬鹿にしたように引き返す。いったい何を食べてるのだろう? 参りましたということでキャンプ場に戻る。

 翌日は朝7時過ぎに起きるが、前日の焚き火トーク時の大量のジャックダニエルで身体がきつい。なかなか頭が冴えないので、少しゆっくりして8時過ぎに川ヘ向かい約2時間の釣りになる。グリズリーパラシュートなどいろいろ試してみるが、反応がないのでクイルボディのブラウンパラシュートにチェンジしたところからアタリが出た。おっ、ヒット。あっ、バレた・・・でも昨日の釣果が心のよりどころとなり動揺は少ない。次はうまく寄せることができ、無事レインボーをランディング。やわらかいロッドなので引き味は最高だ。気が付いたら酒はすっかり抜けていて、やはり釣れると気分がいい。

 後ろ髪をひかれる思いでキャンプ場に戻り、チェックアウトを延長して温泉に入ったりしながらのんびりと夕方まで楽しんだ。キャンプと温泉とFF。こりゃ病みつきになりそうだ。

広いサイトの両端にテントを張り、中央にタープとシェルでダブルリビング。気温によって空間を使い分けられるのがいい。

初日はニジマス1尾とヤマメ2尾を釣ることができた。きれいなパーマークがあるのに写真ではそれがよくわからない。写真のとり方もこれからの課題。

ガッポリと奥までフライを飲み込んでいた、翌朝のニジマス。ヤマメだったらもっと嬉しかったかも。

上から見ると濃い魚影がある。川が全部C&R区間になるといいのになどと自分勝手な思い。

富士の麓でキャンプのついでに


2002.4.28 道志川C&R区間 

 GW前半は富士西湖でのグループキャンプを楽しんだ。湖のキャンプ場ということで、一緒に行った友人が家族をカヌーに乗せてくれている間にこっちはFFへ。一緒に道志川に行ったのはもちろんUpapa。「ちょっと行ってくるね」と別行動を取れるところが気の合う仲間とのグループキャンプのいいところ・・・だというのはこっちの言い分でしかないけれど、何はともあれ今回も楽しい数時間。

 GWなのですごい人かと思ったらそうでもない。この時期はみんな家族サービスでいそがしいというところなのか、いつもは車で満杯の駐車場もガラガラで驚いた。しかしながらポイントにはちゃんと人が入っていて、ちょうど空いたところはこの間ニジマスがつれた場所。あの辺だったよなとフライを流すが反応はなく、もうスレてしまったのかとガッカリしていたときにある事件。
 少し下流に入ってきたルアー釣りの2人組の1人がなんということか足元にルアーを投げてきた。ちょうどフライを交換していたときだったのでこれは何かの間違いだろうと思っていたが、ちょっと横を向いた隙に今度は目の前に。とても気分が悪くなったので彼らよりもずっと下流に行くことにして彼らの方に歩いていくと、その張本人はちょっとびっくりした顔でこちらを見ている。ここで文句をいっても楽しい釣りがつまらなくなると思い無言で通り過ぎるが、それはないでしょ、やっぱり。

 彼らが幸運の女神だったのかどうかは別として、次に入ったポイントは前々回トライした流れの向うの弛みから肩のあたり。手前の流れと風が邪魔してなかなか綺麗に流れないが、何度もやっているうちにテイルなしのクイルボディ・ブラウンパラシュート#18に反応&ヒット。なかなかいいサイズのヤマメでさっきの事件も吹っ飛んで幸せいっぱい、心の中では大ガッツポーズ。
 そのうち流れと弛みの際あたりで水面に出てきて何かを熱心に食べているヤマメを発見。過去何度かライズに挑戦したが、フライに反応すらしないという経験しかないのでこのライズを是非是非と心は躍る。うまくポイントに入っても見向きもしないので、フライをいろいろ替えて見るがやっぱり同じ。ブラウンのソラックスダン#18にしたらフラット寄ってきてパクリ。今回は最初から最後までしっかり見えていたので歓びもひとしお。

 投げそこなったフライが手前の流れの肩あたりにあり、それをピックアップしようとしたところヤマメがフライを追ってきたのが目に入る。なるほど、こういう辺りにいるのねということで、今度はいくつかの肩を集中して攻める。肩ぎりぎりのところで赤茶色のスペントスピナーにヒットしたのはこれまた良型のヤマメ。その後他の肩でも小さめだがヤマメが出て、バレたもの結構あったが今回の短時間の釣りは大満足。

最初のヤマメは最初ラインが弛んでしまったのでバレるかと思ったがしっかりと寄せることが出来た。

これは初めてライズが取れたのでとても嬉しい2尾目。

これは肩で出た3尾目。そのまま瀬に入り下流の岩に絡んだので焦ったが回りこんでランディングできた。

最後のヤマメ。まだまだ小さくても釣れると嬉しさは同じ。また大きくなってから遊んでね。

さあこれで終わりという時間にヒットしたUpapaを上の道から。ズームがないデジカメをFFには使っているので遠くが撮れなくて悲しい。

そろそろ瀬にもたくさん入ってくる時期に。次に来た時には瀬を釣り上がってみようと思う。

歓迎してくれたのは山葵と岩魚


2002.5.4 福島県裏磐梯の渓 

 せっかく福島にキャンプに来たのだからと、前夜キャンプ場に来てくれた「大さん」が裏磐梯へ案内してくれた。途中、道端に残雪があり遠くまで来たんだなあとちょっと感動。Upapaと自分は当然初めてだが、同行してくれた「ほのさん」と「いまださん」は勝手知ったるフィールドで皆さんのアドバイスのおかげでとても楽しい釣りになった。大さんはみんなの家族をわさび採りに連れて行ってくれるという、我々だけでなく家族も一緒に楽しめるという素晴らしいイベントを企画してくれた。

 最初は瀬にも魚が出ているかと思い、堰堤上を次の堰堤に向かって釣りあがるが魚の気配が感じられない。あれ?こんなはずじゃないのに...と悲しい思いでタバコに手を伸ばすがライターがない。ちょうど堰堤下にいまださんがいたのでライターを借りに行くと「もうひとつあるから」とライターをプレゼントしてもらい、「ここにはいるよ、ばらしたから出るかどうかわからないけど」とありがたいことにポイントまで譲ってもらう。釣らせてあげようという気遣いに心から感謝。

 大きなフライがいいよという大さんのアドバイス通り#12位のパラシュートを流れの向うにキャスト。風があるのでなかなか思ったようにフライが入らないが、いろいろ試しているうちになんとか思うところに入るようになった。そうしているうちにバホッという感じで魚が出た。運良く乗せることができ、寄せてみると岩魚。なんともいえない嬉しさがあり、さっそく一枚とデジカメを取り出すがバーブレスのためネットの中でフックが外れていて、いざというときにはスルリと流れの中に。この後釣れなかったら魚の写真が...とガッカリしながらフライを投げる。
 落ち込んでいる間もなく次のアタリがあり、これまたちゃんとフッキングできた。今度は慎重に写真に収める事に成功。さらに2尾岩魚を追加した後、大さんにわさび採りに連れて行ってもらっていた家族が帰ってきたので一度川を上がる。

 4尾の岩魚を釣ることができてとても満足していたが、時間があればあるだけ川に入りたいのが今の心境。昼食に行くほのさんファミリーやUファミリー、そしてうちの家族を見送って再度川へ向かう。別のプール狙いで少し上流に入るとすぐに岩魚がヒット。こりゃ、ここでも何尾かいけるかなと期待するが、雨も降り出しアタリもなくなってきた。もう少しだけと思い、今の限界に近いロングキャストをしてポイントを狙うとまたまたヒット。しかし長いラインの処理がうまくいかずバレてしまった。
 ひざ上まで水に入っていたこともあり寒くなったなあと思っていると岸に車が見えた。ちょうど昼からみんなが帰ってきたのをきっかけに終了。短い時間だったが大満足の裏磐梯となった。

下流からの風景。盛期には瀬に魚が出てとても楽しい釣りになるそう。またぜひ行きたい。

きれいな岩魚と対面できてラッキー。ちょうどいい時間だったのか、20センチくらいのものが立て続けに出た。

こんなチビでも大きなフライをガッポリと咥えてくれる。フライの大きさについて認識が変わった福島だった。

大さん主催で何度も宴会が開かれた橋の下から。次回は家族抜きだと思う存分...なんてつい思ってしまう。

*tohruさんの渓で遊ぶ


2002.5.2&6 安達太良山系の渓 

 GW後半は福島県のフォレストパークあだたらへ。渋滞を避けるため1日休みを取って2日からの4連泊というロングステイキャンプとなる。設営を終えて少し時間ができたので、夕方ちょっと渓流へということで*tohruさんに電話を入れてnoasobi.comでお馴染みの渓の場所を聞く。おっ、ここだ、ここ、ついに来られたと感激。

 こういう渓で釣るのは初めてでありよく注意してキャストしないとなと思ってスタートするが、何度も頭上の枝に引っ掛けてしまい、フライを取りに行くことでポイントを潰してしまう。この日使ったフライは初めて巻いたアダムスパラシュート#14で、少し遡行したところでボコッと出たのはかわいい岩魚。この渓で釣れたというのはなんともいえない幸せな気分。その後2度バラしたところでキャンプ場に戻り、今回のFFキャンプ(思っているのは自分だけかも)のスタート。

 途中裏磐梯に連れて行ってもらって楽しい時間を過ごすが、楽しい時ほど時間が過ぎるのは早くていよいよ東京に戻る日を迎える。前日Upapaが渓魚と対面し幸せになっているし、最後に家族にわがままを聞いてもらい撤収後に最後のお別れに渓に入る。
 まるでこの渓をしっかりと記憶に留めなさいというかのように、昼間だというのに岩魚たちがフライに出てくれる。アダムスからエルクヘア・カディスに替えてもそれは同じ。何度もフライに出てくれたがランディングできたのは4尾。どの岩魚もとてもきれいな姿をしていてこのままずっと釣り続けたいと思ったが、さすがにいつまでも自分の時間があるわけはなく、岩魚に代わって子供たちの顔が浮かんだときこの夢のような釣りも終わりを告げた。

*tohruさんのHPでいつも見ていたこの風景をついに自分の目で見ることができた。

初日の岩魚。この1尾によって今回のキャンプでのFFも心に余裕ができた。

最終日に出た岩魚。なんの疑いもなくフライに出てくれた岩魚はこの渓のアベレージサイズか。

左の岩魚が出たのは落ち込みの白泡の向こう側。

これが最後の岩魚。楽しかった時間も終わり、日常が再びスタート。ぜひまた来たいものだ。

この岩魚は流れのむこうの鏡のところでバシャッと反応。

チビちゃんばかりで...


2002.5.19 山梨県道志川C&R区間 

 GWの余韻が去らぬまま、1週でもあくと川が恋しくなるという訳のわからない精神状況を正常に戻すべく深夜に家を出る。前日までの雨による増水と濁りが心配ではあったが、家族でキャンプをしているUpapaからの情報によれば何とかなりそうだということだった。到着したときには真っ暗で様子はよくわからないので、ビールを飲み車で仮眠をとる。

 夜明けとともに用意をして貸し切り状態の川に入ると、増水はしているが濁りはほどんどない。これはいけるかなと期待をしてフライを投げるがまるで反応はない。早くもスレきってしまったのか、時間が早すぎるのか・・・もうすぐわかる。
 ポイントをいくつか替えると反応があるがフッキングしない。やっとヒットしたと思ったらとてもかわいらしいヤマメ。ボウズは回避できたのでそれはそれで嬉しい。その後も出るのはチビちゃんばかりで、だんだん悲しくなってくるところが去年とちょっと違うなあと思いながら釣り続ける。
 いつもは水がほとんどない場所がとても雰囲気のいいポイントに変わっていたので攻めてみると、ググッといい引きが伝わってくる。寄せてみると本日最大の20数センチのウグイ。やっとのことでと思っただけに悲しさ倍増。

 Ufamilyの泊まっているキャンプ場で遅い朝をご馳走になり、食後のコーヒーなど頂きながらしばし歓談。こういう場面ではいつもなら家族がいるので今回はちょっと不思議な感じがしたが、この不思議さが帰りの車の中では家族に会いたいという寂しさに変わった。

 その後再度川に入り、2時近くなってエネルギーが切れたところで切り上げるが、結局5尾すべてがチビちゃんのみという結果に終わる。朝にもうすぐわかると思っていた結論は、腕とフライ選択の未熟さということだった。
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誰もいない駐車場で寝るのはどうもいやな気分。寒いかと思って準備したけど暑くて途中で目が覚めた。

10センチに満たないくらいのチビばかり。さすがにこれでは気分は晴れない

来るたびに緑が多くなってきた道志川。夏は釣り辛い場所も多くなるかもしれない。

Ufamilyが泊まっていたキャンプ場目前の川。C&R区間外だが魚は結構いそう。

フライを咥えたまま水底に戻るイワナ


2002.6.8 長野県千曲川支流 

 このところ道志でスレきった魚を相手にしてFFに対するストレスが溜まっていた。それを一気に晴らしたいと思い長野の渓を目指した。標高が高くても昼間は暑い。そういえばFFを始めるきっかけとなった、去年SPWが行われた駒出池キャンプ場もそうだった。

 メインで釣り上がろうと思っているところの少し下流でスタートし、岩と岩の間からイワナがフライに飛び出てくるのを見て、イワナって本当に岩魚なんだと実感&納得。何度かアタリはあるもののなかなかフッキング出来なかったが、なんとか最初の1尾と出会うことができたので上流に向かう。
 道の脇には何台もの車があるのでどんどん上流に向かうとキャンプ場に着いてしまった。もう少し下流から釣ろうと思っていたのだがしょうがないのでキャンプ場に車を止め、入漁券を購入して川へ入る場所を聞く。
 サイト脇からすぐですよと教えてもらい川へ入るが、ほとんど水がないのでどうしたものかと思いながら釣り上がる。さすがにこんな浅いところにはイワナもいないだろうと思いながらも、ところどころにあるほんの小さな落ち込みにキャスト。遡行を続けるうちに、なんとバシャっとアタリ。透明な水と白っぽい岩と同化した薄い色のイワナがヒットした。信じられなかったがこんな渓にも魚はちゃんといるのだ。

 そうしているうちに渓に水が無くなってしまった。ふと上流を見ると開けた場所があり、その向うから水音が聞こえてくる。覗いてみるとまさに求めていた渓だ。なんと更に脇の小渓を釣りあがっていたのだった。いまさら下流に戻るのもきついのでそこから釣ることにした。大きな岩とそれによって作られる流れ、底までくっきりと見える澄んだ水、まさに山岳渓流だ。こういう風景を見るともう道志には戻れないかもしれない。
 実際にここで釣ったのは数百メートルあるがどうかの短い区間だったが、さきほどの脇の渓での出来事よりも更にビックリすることを体験した。どこからともなくフライに出てきたイワナが、そのままフライを咥えて底に戻っていく姿。こんなに疑いを持たないでフライに出るなんて... もう釣りなどどうでもよくなるくらいの言葉では言い表せない感覚。
 
 しばらくしてキャンプ場に戻り、木陰にイスとバーナーを出して遅めの昼食をとった後シャワーを浴びてのんびりと休息。下流に戻ってイブニングをするつもりだったのが、ここまでで疲れてしまい一度脱いだウェダーをもう一度履く気にならなかったのでそのまま帰路へ。
 今回は大きなサイズは出なかったが、6尾のイワナに遊んでもらうことが出来た。今までの中でも最高に気に入った場所のひとつになったのでぜひまた行きたい。気分は明日にでも。

場所によって色をちゃんと変えて同化しているイワナ。小さな体で大きなエルクヘア・カディスをしっかりと咥えている。

水深もほとんどないのに白泡の切れ目でヒット。こんな場所にはさすがに魚などいないと思ってキャストしたのでなかなか信じられなかった。

これが間違えて釣り上がった小渓。雰囲気はとてもいいのだが水量がほとんどない。キャンプ時の子供の水遊びには最高かもしれない。

こちらが釣ろうと思っていた渓。次回はもっと下流からちゃんと釣り上がってみたい。山の緑と岩の白が最高のコントラスト。

足首から下は水の中にあるのに、水面が揺れてなければきっとわからないほど綺麗な水。上の写真もそうだが実際の透明感がなかなかうまく撮れていないのが残念。

フライを咥えたまま底に戻っていったイワナ。こういう魚といつも遊びたいものだが...次は福島遠征しかないかも。

イブニングまで間が持たない


2002.7.20 長野県千曲川支流 

 2週間前に北軽井沢のキャンプ場で蛍の幻想的な乱舞を楽しんだついでに川に入ったが、直後に工事の水が入ってきて釣りにならなかった。その帰りに千曲まで足を伸ばしてみるがバラシのみでどんどんストレスが溜まってきていた。今回の単独釣行はその鬱憤晴らしのためで、金曜日の夜からの出発となった。

 夜中に川辺につき、ビールを買ってくるのを忘れたのを悔やみながらも車中で数時間の睡眠をとる。朝起きて少し下流から入ろうかと川を見たときに、増水しているのを実感。あれ?プールがない、この間見たときには雰囲気のいいプールがあったのに強い流れと化していた。強い流れの中にも石の具合でピンポイントの適水勢はあるし、こういう時には岸よりの弛みにもチャンスがあるかもしれないと信じて(移動するのがいやだったということもあるが)準備をした。

 橋の数百メートル下流に入るが、川に下りてみると上から見たよりも増水していて向こう岸には渡れないほど。反応がないまま少し釣り上がっていくと岸よりでライズ発見。何度目かでヒット! これ、これなんだよなあ、コレが味わいたくて来たんだもんね・・・もう帰ってもいいくらいの満足感。
 その後はポイントを慎重に探しながら良型を2尾追加。24センチのやつは流れに入ったこともありランディングに苦労したがその分楽しさも大きい。
 さあ、もう少し橋の方まで行こうかと前を見ると、なんとルアーマンが2人50メートルくらい先に入ってきた。なんてことを...道志でも突然入ってきたのはルアーマンだったなあと、怒りと呆れでさっさと川を上がった。

 数キロ上流に行くが、川幅が倍増というか3倍くらいになっていて増水を更に実感。遡行に苦労しながらも上流に進むと流れが速すぎてポイントは少ないが、前は水がなかったところがいい感じになっている。ここで本日2度目のライズ発見。うまくヒットしたと思ったのもつかの間、急に軽くなってしまった。キャッチしてからリリースしたいんだけど...
 その後ポツポツと反応はあるもののなかなかヒットしないまま進み、チビとまあまあのサイズが追加できた。このころには暑くてサングラスが曇ってきたし喉も渇いてきた。集中力が切れてライントラブルにもちゃんと解こうという気が起きず、全とっかえした直後に木に引っ掛けてフライをロストした。こうなると一度川から上がった方がいいので車に戻ることにした。

 汗でベタベタになってしまったのでタオルを川の水に濡らして全身を拭く。ウェダーや帽子を干し、ベンチを出して木陰で食事をとって一息ついた。今回はイブニングを楽しもうと思っていたのだが、ここから6時間くらいどうやって過ごそうかと途方にくれる。Upapaとくれば何かしらできるのにとか、家族でキャンプにくればサイトでのんびりできたのにとか思ってしまうがどうしようもない。自分の中ではどうにも解決がつかず帰ることにした。3時間の釣りではあったが、今までのストレスも解消できたし大満足の1日となった。
 帰りは高速の逆方向が大渋滞していて、土曜日にしてよかったと胸をなでおろした。梅雨明け、夏休み突入・・・これからのシーズンは暑さとの闘いになりそう。


今回は上流部からではなく下流からのスタート。10キロも行かないうちに同じ川かと思うくらい風景が変わる。

岸際でライズしていたイワナ。この1尾がこの日の幸せを決定(^o^)

本日のMAX。後ろが急斜面になっているため置いて写真をとることができなくて尾の方が下に曲がってしまったのが残念。

増水でガンガン瀬になってしまっていた中流部だが、脇に水があふれていい感じのポイントが出来ていた。

張り出した木々ときれいな水と一体になれるのは最高の贅沢か。ここは前回は水がなかった場所。

左写真の奥で出た良型のイワナ。上流部のイワナに比べると色が濃い。(上流部のイワナは前回のレポで)

夏休みはショートロッドで早朝に


2002.8.7-8 福島県檜枝岐川支流 

 今年の夏休みキャンプは福島県の檜枝岐へ行き、尾瀬沼までのハイキングやクワガタを捕ったり川遊びをして楽しんだ。今回はグループキャンプではなかったので長時間のFFはできない。早朝家族が起きる頃に帰ってくるか、夕方行ってランタンを灯すまでに帰ってくるかというどちらにしても1時間程度のものになった。

 途中で何度か車から降りて見た舘岩川は魚影が濃くて、子供たちでも泳ぐ魚の姿を見つけられるほどであり期待は高まった。しかし、夕方入ったキャンプ場前は反応が無かったというUpapaからの事前情報通り全く反応がない。
 翌日はUpapaに釣果があった別の支流に入るが、ここでもほとんど反応が無くなんとかフッキングしたものの自然リリースとなってしまった。朝と言ってもとても暑くてクリップオンしてある偏光グラスも汗で曇ってくる。早々にキャンプ場に戻るがいやーな雰囲気・・・もしかしてここまで来たのにボ?

 どうしてもイワナの姿を見たかったのでミニ尾瀬公園の前に出来ているC&R区間に出かける。何度かの反応の後なんとか最初のイワナと遊ぶことが出来た。まあまあのサイズを手にし、現金なもので一気に今までのもやもやが吹き飛んでしまった。これで満足してそこからはおまけ、少しして川を上がった。

 キャンプ場脇の沢では子供たちが川遊びをしたりイワナのつかみ取り区間があったりして、300メートル上流の堰堤まで禁漁となっている。尾瀬に行った翌朝は足が筋肉痛になっていて、負担のかからない平坦なC&R区間に再度出撃しようとキャンプ場を出たが、ほのさんの「脇の沢の上流がいいかも」という言葉が頭をよぎり車を止めた。
 結果的にはこれが大正解。師の言葉には素直に従うべし(^^ゞ
 堰堤部に進むと。水は澄んでいてとてもきれいだし、両側を木が覆っている、「これよ、これ。」という気分になれる渓が目の前に広がった。足の痛みも忘れ気分よく釣り上がっているうちに、この日最初のイワナがブラックソラックスをパシャッと咥えてくれた。1尾目がチビではなく良型のイワナだったので更に期待は高まる。何度かフライをロストしながらチビを追加し、ここはいるでしょというポイントからいい型のイワナが強烈なファイトで楽しませてくれた。この日はいつもより短くて太目のティペットでイワイイワナ、ピーコックボディのEHCなどテレストリアルを意識したフライを使い、6フィート9インチのショートロッドにも魂を入れることが出来た。C&R区間で使ったいつもの8フィート4インチだと厳しそうなところが多かったのでおニューを買った甲斐があったというものだ。

 前日に味をしめて、撤収日だというのに翌朝もこの沢へ。しかし、前日釣りあがった場所まで反応がない。ここはというポイントで岩や沈んでいる枝にフライをとられてポイントを潰してしまうし、不用意に足を進め魚に走られたりしてしまった。しょうがないので更に釣り上がると反応が出てきた。枝の下にうまくフライを入れることが出来、そこでちゃんと反応&ヒット。キャスティングが未熟なのでこういうことが出来た時はほんとうにうれしい。
 サイズは出なかったものの、ここからポンポンとイワナが出てくれたので気分がよかった。数投続けて枝にかけてしまったところで緊張の糸が切れたので川を上がることにした。道らしきものがあったので目の前の崖をよじ登ると入渓地点の対岸まで続く細い道があり帰りは楽だった。

 前半はどうなることかと思ったが、この沢での2日間のおかげでとても満足して終わることが出来た。家族とのキャンプでなければもっといろいろな川で楽しむことが出来たかもしれないが、夏の暑い時期はこういった釣行が自分には向いているかもしれない。

とてもきれいな水と岩と緑のコントラストが素晴らしい渓。今回から使い始めたコンパクトデジカメは手ブレが多くて参ってしまった。

左写真の右奥から出てきた自分の中では黄金の一発という感じのイワナ。もう大満足のサイズ。

これがショートロッドに魂を入れてくれたイワナ。この渓で反応があるのかどうかわからなかっただけに嬉しかった。

帰りの細い道から渓を望む。這い上がるまでに途中で落ちなくてよかった。時間があればまだまだ上流まで行けるし、もっと楽しませてくれそうな渓だった。

これはキャンプ場から上流に進んだ別の支流だが、反応はほとんど無かった。そんな中で唯一のフッキングしたのがばれてしまったのが悔やまれる。

C&R区間最下流部で出たまあまあいいサイズのイワナ。上流部はもっとよさそうだったので、家族でのキャンプでなければ初のイブニングに挑戦したかった...

デイキャンプの前後に


2002.8.10 長野県千曲川支流 

 檜枝岐から帰ってきたばかりだというのに、東京の暑さから逃げたくて急遽長野にデイキャンプに行くことになった。急な誘いにもちゃんと応えてくれるのはさすがUpapa、現地集合ということになった。世間は本格的な夏休みシーズン初日ということもあり、相当早く出ないとFFにとってはまずい展開になるかもしれない。環八も中央道もそこそこ空いていたので朝4時過ぎに出たのが大正解と思っていたが、途中大月辺りで事故がありそれを抜けるのに2時間弱という表示が出てきた。

 それでもなんとか8時過ぎに川辺に到着したが、とりあえず入ろうと思っていたところには先行者の車がある。こんな時間だから相当前に入っているに違いないと期待してウェダーを履いて川に降りると、なんと目の前で川の真ん中に立っている。これはきついなあと思ったがあと少しで暑くなる時間でもあり、数百メートル下流の木陰のあるポイントに絞ってみようと川沿いに下流へ。

 木陰になっているところは50メートルくらいしかなく、それも対岸の少しの幅だけ。先行している人もここは攻めてないに違いないと信じて慎重に釣り上がるが反応は無い。普通ここはやるもんなあと自信がなくなってきたが、石の向うでフライが消える寸前に反応があり嬉しいイワナとの対面を果たすことが出来た。その後一応木陰より上も釣るが、さすがに直後ということもあってか反応がないので切り上げた・・・本当は反応がないというよりは暑くなってきたというのが正しいかも。

 それからキャンプ場に行くが、いつもと違って車がたくさんあって止める場所が見つからない程混んでいる。さすが夏休みだ。結局何百メートルか荷物を運ばなくてはならなくて汗をかきかき少しずつ運んでいるところに救いの神Upapa登場。ウチの車だと恐くて進めないところも楽勝で進めるので近くまで荷物を積んでもらって設営完了。ダッチオーブンで角煮を食べようと思っていたので重装備のデイキャンプになったが、いい風があるし空の青、山の緑など今シーズン最高の気持ちよさ。

 ビールで気分良くなってしまったので昼間は子供と川で遊んだりUpapaの釣りを眺めて過ごし、撤収後朝のポイントへもう一度行くことに。Upapaと分かれて川に入るがあまり反応がないし魚も乗らない。やっとのことで1尾釣ることができ、満足して車へ戻る。帰りはUpapaに温泉を教えてもらってのんびりと入り、長い夏休みが終わりを告げた。

檜枝岐に引き続きイワナと会えて嬉しい夏休み。ピンポイントからのイワナなので嬉しさ倍増。

写真の矢印のところから出た。フライが見えなくなる寸前に対岸の岩陰から出て来てくれた。

夕方もう1尾とご対面。結構流れがあるところだったので、もう少し緩やかな流れが多い場所でやれば更に楽しめたかも。

右手前のタープが我が家のスペース。目の前の景色は最高で、先に見える岩にロッククライミングしている人が豆粒のように見えたのにはビックリ。

野反湖でバホッ!息子の初ヒット


2002.8.24-25 群馬県野反湖 

 この土日は長野にキャンプに行ってそのついでに千曲川支流に行こうと思っていたが、子供たちはみんながいるキャンプのほうがいいということで野反湖のバンガロー泊となった。野反湖周辺の川は温泉のせいで魚が住んでいないということを聞いていたのが長野に行こうと思った最大の理由だったのだが、FFも楽しむことが出来たし、やはり気の合う仲間との会話はとても楽しくて予定を変更して行って良かった。

 やはり川に入りたかったので家を暗いうちに出て関越を走る。沼田ICで降りて川を探していくが、初めての場所のため勝手がわからない。WEBで見たこの辺りはヤマメという漁協の地図を頼りに行くが、行ってみれば川とは言えない流れになっている。あちこち彷徨っているうちに入渓しやすい場所があったので準備をして川へ入ると「さっき通りました」というくっきりとした足跡があった。午前中に野反湖に着かなければいけないので場所を変わることはできない。
 なかなか反応がない中を数百メートル釣り上がったところ、小さいながらも久々にヤマメの姿を見ることが出来た。おっ、いいサイズ!と思ったのは残念ながらハヤだったのが辛いところ。

 野反湖に着き荷物の搬入を終えた後、トレッキングのスタート地点までみんなを車で送っていく。朝早かったので昼寝をしようと思っていたが、気がついたら漁券販売機の前にいた。二つのキャンプサイトを結ぶ橋の辺りで釣っていたグループが引揚げたので、車に戻って準備をして湖畔へ。時間を見ればちょうど3時位だったので、戻ってくるまで1時間位はありそうだ。
 ドライで釣れるらしいが実際はどうなのだろうと半信半疑のままピーコックボディのパラシュートを水面にポッカリ浮かべていると、バホッとライズがあり元気のいいジャンプをしながら寄って来たのはレインボーだった。川とは違って止水で突然バホッと来る反応はとても面白い。曇っていたのがよかったのか、短時間で3尾のレインボーを釣ることが出来てまたまた満足。宴会の時に炭火で焼き上げていい感じのツマミになった。

 翌日は朝方UファミリーのあっちゃんがFFをやって楽しかったとのことで、息子もFFがやりたくてしょうがない様子だった。撤収&解散後、Uファミリーと2家族で湖畔へ行き息子の初FFのスタート。さすがにキャスティング練習をする暇もないし、もっと言えば満足にキャスティングの出来ない自分としても教える自信は無い(^_^;) ということでとりあえずキャストした後にロッドを持たせ、バホッと来たら右手を高く上げて左手はラインを持ったまま下へということだけ教えて水面を一緒に見つめる。
 なんと2度目か3度目のライズをものにして見事フッキング。横についてラインを手繰ることを教えるがそんなに簡単に行くわけもない。手繰ったラインを持とうとして手を離してしまい、またラインが出て行くということを何度か繰り返すと、右手でラインを押さえることがわかったようでそこからは少しずつ寄せることが出来るようになった。途中のジャンプや引き味が楽しい様子が、横で見ているとよくわかる。幸運なことに最後までバレることなく無事ランディング。

 長男は初めての体験で釣ることが出来たのでそれはもう大喜び。それ以上に喜んでいたのは自分かもしれないが(^^ゞ

とりあえず許そうといえるサイズがあったのは3尾のうちの1尾だけだったが、久々に見るヤマメはとてもきれいだった。

平坦な流れで入渓もしやすい川だったが、もっと反応が良ければこういうところでのんびりと釣ってみたい気がした。

手前は砂か泥で浅くなっていて、立ちこんだ後もあったがTシャツと短パンという軽装で楽しんだ。

バホッという反応は川とは違った面白さがあり楽しむことが出来た。ただ、スローアクションのロッドで遠投が出来る腕がないので釣れる範囲がとても狭いのが辛かった。

家族が後にいたので釣っている最中の写真が撮れた。この1尾で子供用のロッドを買ってやることに(^^ゞ

いっぱしのフライフィッシャー気取りで一枚。シーズンが終わったら、息子と一緒に公園に行ってキャスティング練習をしようっと。

監視員の爺ちゃんのおかげ?


2002.9.7 長野県千曲川支流 

 雨が降りそうだし来週は2泊のキャンプだし、行こうかどうしようかと迷っていたところにUpapaから携帯メールが入った。これで踏ん切りがつき、行くことに決定。あまりに眠いのでSAで仮眠をとるが、起きてみるとすっかり夜が明けている。
 いつもの橋のところでUpapaの車を見つけ、川を見るとカッコいいハット姿のUpapaがいた。聞けばNo Riseということだが、後で聞いたところによると、このところ餌釣りの人が早朝たくさん持って帰ることが続いているらしい。少し上流に行って漁券を買い、さあ入ろうかと思うとそこには車。ちょっと遅いのでしょうがないと思いながらも川を見に行くと、そこにはいつもの監視員の爺ちゃんの姿。

 ここは今2人組が入ったところだと教えてくれたので別のところに行くしかない。この間から大堰堤の上流に入りたいと思っていたのだが獣除けの高圧電線に阻まれて入渓場所がわからなかった。ちょうどいいと思い爺ちゃんにどうやって下りるのか聞いてみると、地面に図を書いて教えてくれた。今まで何度も話をしているが、役に立つ話を聞いたのは今日が初めてだ。車が停まっていないことを祈りながら更に上流へ向かう。カーブを曲がったところに車があればアウトだと思いながら前を見るとラッキーなことに車はない。

 念願の大堰堤の上流に入るが、大きなプールにライズを探すが全くなし。近寄ってみると砂が溜まってとても浅くてダメ。そこから釣り上がっていくが反応がない。ちょっと深くなっているところフッとフライが沈むような反応があり、ロッドがしなる。なかなか寄って来ないので岩にもぐられたかと思ったがそれは必死の抵抗だった。ランディングしてみれば満足のサイズ。ヒレというヒレが全てでかくて尾びれは普段の倍はあろうかというイワナだった。これだけピンとしてると抵抗もすごいはずだ。
 もう帰ってもいいかなという気分になるが、もう少し上流へ釣り上がる。その後バシャっと飛び出してくるような反応があるがフッキング出来ず。その先は落差が激しくなってくるので一度渓から上がることに。

 下流に戻りのんびりしているとUpapaが戻ってきた。ずっと上流で再トライをするということで、そこまで一緒に行って川を見てUpapaが釣り上がるのを見送る。昼前だったが曇りなので釣れるかもと思い、爺ちゃんに会ったところに戻って入渓。ちょうど雨が降り出すがそのうち止むだろうと思ったがそれが甘かった。100メートルも進まないうちに土砂降りになり、川も濁ってきたので残念ながら終了。
 その区間で唯一のライズをフッキングしたが、なんとリーダーとティペットの結び目が切れてしまった。反転して逃げていくイワナはさっきのよりも・・・やはり逃がした魚は(^_^;)

獣除けの電線の先には林道が続いている。疲れた体に緩やかなに続く登りはきつい。でも爺ちゃんのおかげで入渓方法もわかったし、今から来シーズンが楽しみ。

上流のエメラルドグリーンと下流の色のちょうど中間くらいのきれいな水だが、上流の素晴らしさからすれば... もっと広いかと思っていたが川幅は狭くて上流と同じくらい。

今日はテレストリアルではなくてアダムスのソラックスパターンで釣り上がった。腹がパンパンになっていて重量感があるいいサイズだった。

上から撮った写真でもヒレの大きさがよくわかる。もう1回この川に来ることができるかな。久々に道志にも行きたいけど。

今年もSNOW PEAK WAYに


2002.9.14-15 長野県戸隠の渓 

 思えば昨年7月のSNOW PEAK WAY(SPW)で初めてフライロッドを振ったのだった。あれから1年、想像できないくらいの回数FFに行っていることを思えば、まさにFF依存症といった感がある。
 雨の高速を走り、キャンプ場近くの渓に着いた時には運良く雨も上がっていた。ただ、入渓場所には数台の車があり、ほとんどが登山だとは思うが渓を進むに連れ先行者の形跡がはっきりと認められた。そのせいでもないだろうが、釣り上がって行けど反応はない。やっと岩陰から出た魚は当然イワナだと思ったがかわいいヤマメだった。チビでも1尾釣れたことで気分も良くなり、そこから少し釣りあがったところで車に戻ってキャンプ場へ向かった。*tohruさんによれば、入渓したところが一番スレている場所らしい。初めての渓なのに自分が入ったくらいだから、ここからどうぞと言わんばかりの場所だったもんね。

 実はこの川はキャンプ場まで1キロ強釣り上がることができるということを、その日の午後キャンプ場前で着替えていたフライフィッシャーマンに教えてもらった。いいシーズンならうまくすれば10尾くらいは行けますよ、もうほとんど魚は残ってないと思うけどねということだったので、次回は初夏にキャンプに来るのがいいかもしれない。

 翌日蕎麦屋で見た観光案内にキャンプ場から上流の部分にイワナがいると記されていて、その他には魚マークが全くなかったのでUpapaと上流下流に分かれて入渓することにした。上流にUpapaに入ってもらい、キャンプ場まで釣り上がることするが、前日釣りあがった場所まで行っても全く反応がない。
 そこからどんどん進むが結局ちびイワナが出てきてくれただけに終わってしまった。進んでも進んでもキャンプ場が見えてこないので、集中力が切れていたこともあって途中でやめてどんどん進んでいった。途中雰囲気のいい渓相もあったがちょっと不安になりそのまま通り過ぎ、エンジとベージュのスノピカラーがかすかに見えてきたときにはホッとした。上流も反応は悪かったようでUpapa共々イワナ1尾という結果に終わってしまって残念だった。シーズン終盤になると魚影も薄くなりだんだん厳しくなってしまうのが現実とはいえ、もうちょっと反応があれば楽しかったのにと最終釣行へ思いを馳せて雨のキャンプを楽しんだ。

てっきりイワナの渓かと思いきやでてくれたのはヤマメだった。雨で増水していい感じになっているかと思ったが水は少なかった。

ところどころの枝には餌つり仕掛けが絡まっていて、入渓者の多さを物語っているようだった。相当上流のはずなのに落差がほとんどない渓だった。

翌日もここぞというポイントでは反応がなく、対岸奥の岩の間を何度もピンポイントで狙ってやっと出てくれた。

#12のフライが大きく見えるチビでも釣れると釣れないとでは気分は大違い。今の腕にはこのサイズが似合ってるということだろう。

ひとりの愉しみから家族の楽しみへ?


2002.9.21-23 長野県千曲川支流 

 今回は*snowpeakの*tohruさん親子やUファミリィたちとのFFキャンプ。*tohruさんは先週でSPWが終わったところなのでお疲れかとも思ったが、息子さん2人と共にいつもながらの笑顔でキャンプ場に。前半、後半の1泊で参加した友人たちとの焚火トーク、トレッキング、キャスティング教室など途中雨に降られたものの、3日間のんびりと自然を満喫できた。なんといっても子供たちが一瞬にして仲良くなったのには驚くやら喜ぶやら。

 初日朝一で少し川に入ったものの水温が低いためかノーライズだったが、午後から入った上流でなんとかイワナの姿を2尾見ることが出来た。いつもながらの澄み切った水と大岩のコントラストは何物にも変え難い素晴らしさで全身を包んでくれる。ただ釣りをしているだけで幸せな気分にしてくれるのに、それに水をさしたのはチビまで完全キープのエッサマン。問答無用で魚を根こそぎ持って帰っている人々はこの素晴らしい渓で遊ぶ気持ちよさがわからないのだろうか...来シーズンは魚の姿が見られない渓になってしまうのだろうかと思うと悲しくなる。

 翌日は少し下流で*tohruさん、Upapaと3ヶ所に分かれて入渓して釣り上がるが、チビながら2尾のイワナと遊ぶことが出来たし昼近くなって腹も空いてきたので一足先にキャンプ場へ。2人が帰ってきた頃には雨が強く降ってきたが、留守番組のトレッキングも雨の寸前で帰ってきたので子供たちも濡れずに済んだ。

 3日目の朝は雨が降っていたのだが9時前には雨もやみ、*tohruさんが子供たちやいつも待ってくれている女性陣のためのキャスティング教室を開いてくれた。少し振っているうちにみんなとてもきれいなループを作れるようになり、力が入ってない分子供や母親たちの方が自分よりもうまいかもと焦らせてくれる(^^ゞ
 その後長男を川へ連れて行き、エメラルドグリーンの渓でロッドを振る。野反湖と違ってライズはなかったが、少しラインを伸ばしてあの石と石の間をねらってごらんとか、上流の白い泡のところにとか・・・結構リクエスト通りにキャスティングできたのにはびっくり。
 サイトに戻って妻と2人で上流のプールへ。こういうことができるのも子供を見てくれる仲間がいるキャンプならではの幸せ。バックが取れなかったのでロールキャストをやってみせると、何度もキャストしているうちにだんだん理屈がわかってきたようでとてもうまくキャストできるようになった。ライズがあれば最高だったのに、これは来シーズンへの楽しみとしてとっておこう。

 来シーズンはいいサイズのイワナを一緒に釣りましょうね>*tohruさん

(大爆笑事件などは近いうちに取り掛かる予定のキャンプレポを請うご期待(^^ゞ)

この素晴らしい渓とも来年までお別れかと思うと淋しいが、この渓のお陰で幸せな気分になることが出来たシーズンだった。

エッサマンがたくさん入っているせいか、なかなか反応がなかったがアダムスソラックスに何とか出てきてくれたイワナ。

ブラックソラックスに出たこのチビは、狙ったポイントからきれいに出てくれた。もう少しサイズがあれば会心の一撃だったのに。

今回は川での2shotがなくて残念だったが、来シーズンはこのスタイルでいっぱい楽しみましょうね。

ラインを少しずつ伸ばす方法を教えてくれているのだが、なかなかうまくいかない。その後自分なりにいろいろ工夫している姿が微笑ましかった。

息子に続いて妻も興味津々で初キャスティングに挑戦するが、これが驚くほどきれいなループで参ってしまった。力を抜くことの重要さを再認識(^^ゞ

何度もフォルスキャストすることなくきれいにポイントに入れられると立場がない。写真を見てみると後ろの岩に同化しているじゃないか(笑)

渓に立つと同時に出た言葉が「ほんとうに綺麗だねぇ」という驚きと感動の言葉。近距離ながら最後にはロールキャストもできるように。これではまったかも(笑)

息子のロッドに入魂


2002.10.5 ファーストワン日光フィッシングエリア 

 ファーストワン(HPへ)という日光の管理釣り場のHPでチケットプレゼントに応募したところ、ラッキーなことにペアチケットが当たったので子供と2人で出かけていった。5時に起きるはずが、「何してんの?」というみちよの声で起きたのが7時で、運動会シーズンのためか渋滞もなく相当スピードを出して日光に向かうものの結局釣り場に着いたのは10時前。

 前日までにチケットが届いていなかったので、御礼かたがた問い合わせてみるとちょうどその日が発送日だった。受付でその旨伝えればOKですという親切な対応をしてもらった。受付後早速準備をはじめるが、ドライフライで釣っている人は一人もいない。インジケーターをつけての釣りか、ルアーの人ばかり。
 しかしあちこちでポツポツとライズはあるし、ドライでも楽しめるということをHPの管理をしている福田さん(福田さんのHPへ)という方から教えてもらっていたのでグリズリーとブラウンのパラシュートをそれぞれのロッドに結んでスタート。

 何度かフライを見に来るものの、「あーあ、偽物だ」とばかりに寸前でUターンすることが多い。ノーライズの時間が続き、息子は飽きてきたのかお腹が空いたということで受付横にある手打ち蕎麦を食べる。いろいろなパターンを試してみるがクリームのCDCダンに一度ライズがあっただけで、ちょっと悲しくなったところでピーコックパラシュートにライズ&フッキング。こっちにヒットしたので、もしかすると1回きりのチャンスかもしれないと思い長男にロッドを渡す。楽しそうに寄せてくるがランディングしようとしたところでバレてしまった(悲) 息子はお腹がいっぱいになってやる気満々になったので一安心。

 その後子供のフライにもライズが何度かあり、やっとのことでフッキング成功。今度はちゃんと取り込むことが出来て大喜び。子供のロッドのフライ交換をしているうちにきたものだったで、息子のロッドではないのが残念だが、キャスティングから寄せてくるまで手助けなくできたので実質初めての釣果となった。(野反湖ではキャスティングはしていない)

 ティップが下がりすぎてうまくターンオーバーしないことが多かったので、もう少し手前でロッドを止めてみようかと教えるとまあまあターンオーバーするようになった。うまく飛ぶとやはりうれしいようで、修正しながらキャストしている。そしていよいよ子供のロッドに魂が入った。
 池の端にいた方が食事に行ったので岸際に入り、何投目かでヒットして今度もちゃんと寄せてくることができた。楽しいねぇという息子の言葉が連れてきた甲斐があったととても嬉しくてしょうがない(^.^) 8才にしてフライの楽しみを味わえるとはなんとラッキーなやつなんだろう。
 さすがに長い時間集中力が続くわけもなく、釣れたこともあってか結局3時間くらいで帰ろうかと言い出したので後ろ髪ひかれる思いでファーストワンを後にした。

 子供と行くと自分が楽しむというよりは子供に何とか釣らせてやりたいという感じの釣りになってしまうが、これもフライフィッシングの楽しみ方というものだろう。次回はみちよや娘も楽しませてやりたいものだ。

写真の角度が悪いがこんな感じの全景

フライを見切る魚が多くてなかなかフライへのライズがないものの、フィールドに立つだけで楽しかったようだ。

本日の初ヒットに満足げな表情。フライを奥までガッポリと飲み込んでいて、うまく外せなくて弱ってしまったのでリリースしないで持ち帰った。

息子のロッドに入魂の1尾。これからはこういう姿が何度も見たいものだが、管理釣り場の料金を考えるとなかなか...(^_^;)

他の人もレインボー以外は釣れている感じがしなかったが、やはりドライの釣りは楽しい。こちらはりリース。

ピックアップからキャストという流れが難しいようだが、だんだんとロッドをもつ姿も様になってきたような気が。(親ばかモード)

池の脇には清流が流れ、来シーズンはこっちでも釣りをしてみたい。キャンプ場が併設されていると文句なしのシチュエーションかも。

幻想的な風景に遊ぶ


2002.10.12 群馬県野反湖 

 前回8月に野反湖に行った時は花火があちこちで打ち上げられるという最悪の状況で、楽しみだっただけにとてもガッカリしたが、今回は日帰りでもあり湖周辺だけにいたので野反湖本来の雰囲気を充分に味わうことが出来た。朝7時半に駐車場についた時には満車状態・・・天気のいい3連休のためトレッキングには最高だし、渓は禁漁になってるし。特に釣り人の多さにはびっくりしてしまった。

 湖畔で暖かいものを飲めるようにバーナーを用意していったのだが、朝はさすがに少し寒かったものの、予想以上に暖かくて結局必要ないくらいだった。漁券を二人分買ってこの間釣った場所に行くが、ほとんどライズもなくて対岸でフライを沈めて釣っている人が少し釣り上げている程度。
 少しすると風が強くなり、波と光でフライを見失うことが多くなってきた。数少ないフライへのライズもものにすることができないまま、今日は釣れないねえと息子が言い始めた頃何度か連続してライズがあり、ついにヒット。息子が手元まで寄せてきたものの、ネットを少し離れたところにおいていたのが悪かったのか最後の最後にバラシてしまった。息子としては引き味を楽しめたようだし、ニジマスの姿もじっくりと見ることが出来たので嬉しかったようだ。

 その後風がまた強くなったのでテントサイトのほうに場所を移動するが、バックが取れるところが空いていないので息子が自分でキャストすることはできなくなってしまった。近くにいた人に聞いたところによれば、先週はライズも多くてみんな結構たくさん釣っていたとのこと。風の当たらない場所に移ったのでのんびりと景色も楽しめるし、まあこういう日もあるさという感じ。
 長男はロッドを持ってフライを見ているだけでも楽しそうだったが、今日は長い時間遊んだので釣れないにしてもフライへの反応がもう少しあればもっと楽しいのにという感想をもったようだ。もう帰ろうという頃かなと思っていたところで、ようやく1尾釣ることが出来たら、またそこから気持ちを持ち直して「まだやる」と言ったのには笑ってしまった。

 2人でのFFはほとんど子供に付きっきりになってしまうが、釣りをしている間いろんなことを2人で話すことが出来るし、幻想的な風景は気持ちいいし、もちろん帰りに寄った温泉もよかったし、今回もとても楽しい釣行となった。

 湖用の5番か6番のロッドがほしくなってきたぞ(^^ゞ

移動時にも自分のロッドは自分で持っていたいようで、なかなかカッコも一人前になってきた。来シーズンは湖だけでなく少し川にも行けるといいけどね。

ここは日本?という感じの幻想的な表情を見せる野反湖。湖畔に行くまでに熊笹を掻き分け、湖を白樺が囲むというなんともいえない雰囲気。

初めてビク(といっても貝網だけど)を持っていったのに。来年はキャンプとセットで楽しみたいものだ。

バックが取れないので7フィートのロッドでは子供にはきつかったが、ライズが岸際である日であれば楽しめそうな場所。

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