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渓流

川でのキャスティング


2001.7.20 長野県駒出池キャンプ場脇の小川

 SnowpeakWayで山井さんと知野さんにキャスティングを教えてもらった後、Upapaから実際に川に行ってみましょうかというお誘い。
 我々のキャンプサイトの横にキレイな渓流が流れているが、どうせならということでキャンプ場から外に出て少し下流に行ってみる。行くに従って道から川はどんどん離れていき、深い雑草に阻まれてしまって川に繋がる道は無い。
 結局キャンプ場まで戻り、子供達が水遊びをしていたところ、つまり残念ながら魚はいそうに無い場所にしか入れない。魚がいないと緊張感が無いが、まあ練習なのでよしとしよう。今日始めてロッドに触ったばかりだし、贅沢言ってもしかたない。

キャンプサイトからさあ行こうというとき、息子が興味深そうにいろいろ質問してくる。上手くなったら一緒にやろうね。

何から何まで本当に親切に教えてくれたUpapaに大感謝。偏光グラスもフライも使わせてもらう。

ロッド、リール、ウェーダーは山井さんのものを使わせてもらった。このハイスペックシリーズが初体験でいいんだろうか(^^ゞ

少しでも魚がいそうなところを目指して進むが、木が邪魔をしてキャスティングできない。無理したらあっという間にフライが木にかかって無くなってしまった。Upapaゴメン。

心臓の鼓動


2001.8.13 美濃フィッシングパーク

 岐阜県のTACランドいたどりで行われた野宴会の全国オフの2日目に、大阪から参加しているかっちゃんと京都から参加のさかぽんパパに渓流を管理釣り場にしている美濃フィッシングパークに連れて行ってもらった。

 朝6時に集合してかっちゃんの車で出発。カップ麺を食べた後、7時から約600m続く釣り場に入る。ロッド、リールにはじまりウェーダー、ランディングネット、ベスト・・・何から何まで初使用であり緊張しつつ初キャスト。最初はラインがロッドの先に絡みついたり後ろの木を釣ったりで、描いていたイメージとは全く違う。それも少しずつ慣れてきて、風がほとんど無かったので大体思ったところにフライを落とせたのはうれしかった。後ろにスペースが無い場合など、これからいろいろ体験していくのだとは思うがまずはよかった。

河原で休憩中。形から入るタイプなのではじめてにもかかわらず一通り揃った姿。ただしベストの中身はまだほとんど無い。ウェーダーはサイズが無くて取り寄せ(^_^;)

いろんなフライ関係のHPをみても必ずこんな画像があるので、絶対撮ってやろうと思っていたショット。ただ、他のHPでは横にネットに入った魚が写っている場合が多いけど・・・

唯一実際に釣りあげた今回の師匠かっちゃん。釣り場から車から挙句の果てにはお金まで貸してもらい、本当に何から何までお世話になりました。サイドスローがとってもカッコよかったです。

さかぽんパパの「見えへんのや~」
スノーピークと同い年のパパはそろそろ目から物を遠ざけはじめたらしい(^^ゞ 飲んでるパパも最高だけど、川で自然に入り込んでる姿はもっと素敵でした。


 とりあえず何もわからないまま、魚が見えるところにフライを入れるが反応しない。しばらくしてから場所を替えていき、魚は全く見えないものの子供の頃の経験では必ず魚がいそうな感じところへフライを流してみた。
 そのうち突然フライに魚が突っかけてきたのが見え、心臓の鼓動が高まった。思いっきりバクバクしてなんかとってもうれしくなった。なんどかそんなことを繰り返すもののヒットしない。タイミングがうまく計れないのがメチャクチャ悔しい。

 時間が経つにつれ、魚が水面に出てくることが無くなりまったくフライを追わなくなってしまった。フライを沈めてやらないと多分無理だなと感じたのだがドライだけしか持ってないので、ここからはキャスティング練習になるかもしれない。まだフライの名前もひとつしか知らないし、こういう場合どうすべきかもわからないのがもどかしい。

 10時過ぎに川から上がり、結局1匹も釣ることが出来ないままキャンプ場へ戻ったが、なんていうか本当にいい気分になって川をあとにすることが出来た。悔しい思いが続くのかどうか、次回の釣りが楽しみでしょうがない。ドラグが実際にどういうものかもわかったし、体験すればするほどいろいろわかってきそうな感じがする。

 

管理室真下の風景。ここから上流・下流にそれぞれ約300mずつ釣り場が延びていて、渓流をそのまま生かしている気持ちいい釣り場。

見える魚は釣れないという言葉どおり釣れなかったちょっと深めの場所。こういう魚を釣る方法もいろいろあるらしいが、これからの研究課題。他のHPを見るとここでのヒットフライもいろいろあるらしいのが後でわかった。

朝方は浮かんでいるフライを追ってきたが、気温が上がるにつれて全くだめになった。魚は思いっきりスレている感じだったが、雰囲気は最高だったので気持ちよかった。

上流の大きな岩がゴロゴロした場所。横に道がついていない自然渓流で釣りあがるのは大変そうだ。暑くなってからは、のどが渇いて思わず川の水を飲んでしまいそうになるくらいきれいな水だった。

ポコッ


2001.8.25 那珂川支流:木の俣川

 タックルを買う時にお世話になったほのさんがUpapaと私のためにFFキャンプを企画してくれ、那須高原リバーガーデンからの出撃。ほのさんの釣仲間である今田さんも参加してくれ、初心者の私に暖かい言葉と的確なアドバイスをしてもらう。(参加予定だったBJおやじさんはご家族の急病で残念ながら不参加)
 当初はキャンプ場横の那珂川本流で釣る予定だったが、折からの台風で増水&濁りで急遽場所を変更することになった。夕方ほのさんの車が着いた先はキャンプ場から10キロ位離れた木の俣川。ここも増水しているらしく水量は多いが濁りはない。きっと我々がいなければ途中見た雰囲気のある渓流に入りたかったに違いないが、木の俣川はロッドが振りやすいロケーションでまさに初心者への配慮。本当にありがたい。

 反応ありますよ、魚はいる!という今田さんの言葉に気合が入るものの、私にはさっぱり反応はないまま少し上流へ向かう。少し川幅も狭くなり、更に感じがよくなった場所で、ここどうぞと優先的に釣らせてもらう。子供の頃毎日のように釣りに行っていた感覚を思い出すようないかにもいそうな感じのする場所だ。

 いくつかのポイントに何度かキャスティングしているうちに、“ポコッ”とフライに反応! この間の岐阜では魚がフライを追ってくるのが見えてドキドキしたが、流れていくフライが一瞬“ポコッ”で見えなくなるという、前回よりも更に上を行く体験だ。当然初めてであり、合わせなんてとんでもない・・・なるほど、こういうことか、やはり実際にやらないとわからないことだらけだ。
 今回は“ポコッ”が何度かあったが、またも釣り上げることが出来なかった。水量が多かったこともあってか、釣果は今田さんの岩魚1匹のみ。親切な人達に囲まれての自然渓流に、悔しい反面“ポコッ”だけで満足してしまったのも事実。

左からギタリスト今田さん、ほの師匠、私、Upapa。行きますか?というほのさんの声を合図に期待は高まるばかり。

ほのさんの運転で場所を探すが、なかなかコレという場所が見つからない。最終的にはメジャーなのできついかもしれないということだが木の俣川に向かう。

とてもキレイな緑色の川でほのさんのキャスティングを見る。ここから上流に場所を替えてからが本番という感じだったが、どの辺りにフライを落とし、流していくのかを見るのはとても参考になった。

水が引けばポイントだらけになりそうな感じがした。最初はフライを見失うことが多かったが、だんだんとその回数が減っていき、どこをどう流れているのかがわかるようになると更に楽しさが増していった。

I did it!


2001.8.26 那珂川支流:名も無い流れ込み 

 前日の夜の食事はみんなでテーブルを寄せ合っての宴会。芋焼酎のお湯割りをいい気分でガバガバ飲んで楽しい時間はあっという間に1時過ぎ。ほのさんも今シーズンはたくさん釣ったからなあと言っていたものの、どうしましょうかというと「じゃあ5時集合ね」と気を使ってくれる。
 信じられないが気合が入っているのでちゃんと目を覚まし、閉まっているキャンプ場の入場ゲートを開けて出発。板室温泉の方に行ったりしていろいろ場所を探すが、結局キャンプ場のすぐ近くの支流と言うより流れ込みというくらいの、すぐ先が魚止めの堰っぱくなっている場所に決定。近くに同じような場所が二つあったので、自分と今田さん、ほのさんとUpapaというペアに分かれて川に入る。
 少しずつポイントを探しながらやっているうちに昨日と同じアタリがきた。川の感じは昨日よりもいけそうだし、なんとか初ヒットをと慎重に狙っていく。

 何度目かのアタリについにヒット! それはそれはかわいいヤマメだったが、この際サイズなんてどうでもいい。
 
I did it!

 たかだかヤマメ1匹なのに、この気持ちはなんだ・・・ひさびさの心からの喜びに自然に頬が緩んでしまう。これを味わいたかったんだもん、最高にいい気分。

 こうしてついに第一歩を踏み出すことが出来たのも、ほのさんと今田さんのおかげだ。自分のときにはラインが出ていて水の中からなかなか出てこなかったが、今田さんが釣ったのを見た時にはスッと魚が上がってきた。キャスト後にラインを手繰っておいて合わせやすくするというのも今回見たからわかったことだし、ポンポンとポイントに対してのアプローチタイミングもほのさんの釣る様子を見たからわかったことだ。見て聞いてやってみて、そしてまた教えてもらう・・・最高の環境でのスタートはこうして終わりを告げた。

天にも昇る気持ちというのはこういうことか。いままでのいろんな経験の中でも、この沸きあがる喜びはそうそう得られるものではない。子供が生まれた時とか、ビッグビジネスが決まった時とか、それぞれに違うがそんな種類の気持ち。

小さくてもきれいなパーマークの入った記念すべき初ヤマメは、とぼけた目がなんともいえない。しっかりとフッキングされていたが、そっと放してやると元気よく水の中に消えていった。

今回ヒットしたのはコンクリートからの小さな落ち込みの少し下流。こんなに小さな範囲なのにいろんな場所でアタリがあった。

今田さんがダウンで流し、アタリがあったと場所を代わってくれる。横で見てくれて、アタリがあった時にホラ!っと一緒に喜んでくれるという本当にありがたいコーチ。

The driving rain...


2001.9.16 福島県浜通り 

 家族でキャンプに行ったついでにFFを楽しみたいということで浜通りのキャンプ場に向かう。折からの雨でキャンプ場周辺は増水していたので少し車で場所を探すために走り、上流で雰囲気の良さそうなところに入る。川に下りる途中の草が倒れていて先行者があるのは明らかだ。土曜日(9.15)の午後ということで時間も悪いと思ったが、ここくらいしか入れそうなところがなかったのでしょうがない。

 感じのいい渓流だったのでとても気分はいいが、全くアタリがないのが悲しい。おまけに、川に入った頃にポツポツ降り出した雨がすぐに強くなり、とても釣りをしていられる状態ではなくなってしまった。あまりの雨足の強さに、すぐに釣るのをあきらめてキャンプ場に戻る。久々のずぶ濡れ。

 降り出した雨は夜にかけていっそう強くなり、車で寝たほうがいいかもしれないと言うくらいの豪雨。朝には何とかやんでほしいと祈りながら眠りに付き、その祈りが通じたのか朝には雨がやんでいた。とりあえずキャンプ場付近の川を見て、とてつもない水量に呆然となるが、とりあえず出発。前日に行った場所にも行ってみるが、とても釣りになりそうにないのでさらに別の場所に移動する。やっと決めたポイントは支流と合流している地点だが、砂が見えていたので大丈夫かなというところ。なおかつ50メートルくらいでコンクリート底になっているので入れる場所はほんの少ししかないが、とりあえず釣り始める。

 なんと一投目から何度もアタリがあり、その後もアタリが続くもののフッキングできない。この際チビヤマメでもいいやとフライサイズを下げてトライ。それでもなかなかヒットしないが、やっとヒットした結果はチビハヤ。その後も手元に来るのはチビハヤのみ。釣り始めてから30分もしない間に生活廃水の匂いとともに泡が流れてきたので川を上がる。

 今回感じたことはバラシについて。テンションがかかっていないとバラシてしまうということを何度も実感できたが、それは自分にとっては不思議なことだった。いままで釣りをしてきて、魚がでかくてラインが切れたことはあってもフッキングしたあとバラシたことはほとんどないのだから。フライフィッシングの特性とでもいうべきラインとリールの関係を考えて釣れてないというのはまさに素人の証。前回教えてもらって気にはしていたつもりだったが、実際には何も出来ていなかったということだ。これはこれからのテーマ。

朝の川の様子。思わず引き込まれてしまいそうな水量。前日すでに結構な増え方をしていたので雨が降らなければいい感じになるかなと思っていただけにガッカリ。

やっと見つけた場所は砂が気になる流れ込み。建物も多い、その辺りの幹線道路沿いだったので渓流でフライフィッシングと雰囲気もなかった。

ここから2~30メートル先までが今回釣った場所。どこに行っても初めての場所なのでポイントを知らないのは辛いものだ。汚水の匂いと泡が流れてきたのには参った。

今回のチビハヤちゃん。さすがにこのサイズだと最初の一枚だけしか写真をとる元気はない。上がった時に釣れましたかと聞かれたが、さすがに言葉が見つからなかった...

ドラグフリーとは正反対で


2001.9.24 山梨県忍野 

 富士裾野にキャンプに行った帰りに、Upapaからのお誘いで2家族で忍野へ向かう。実はその日の朝岩魚がライズする夢を見ていたのでそれが実現するだろうかという期待と、忍野の魚はとてもスレていて自分のような初心者では太刀打ちできないのではないかという不安があった。着いてみると感じのいいゆったりとした流れの中に濃い魚影があり、見たこともない外国の小川はこんなのかもしれないと妙に感じ入ってしまった。ただ、川の中に結構ゴミが見えるのでちょっと悲しい気がしたのも事実だが。

 コンビニで日券を買った後、家族はすぐ近くにある川魚の水族館を見にいってもらうことにして2人で川に向かう。いかにも忍野のベテランといった感じの何人ものフライフィッシャーの横を通り過ぎて、後ろに空間があって自分でもキャスティングが出来そうな場所に決める。
 周りではロールキャストというよりもメンディングキャストと言ったほうがいいようなすごいテクニックでフライをポイントに入れているし、柄の長い忍野用のネットをみんな持っているし、川の感じだけではない独特の雰囲気に、なぜかわからないが気負うというよりはむしろ逆に落ち着いた、ゆったりとした気持ちになった。
 最初はブラックパラシュートで試してみるが全く反応がないため、ひとつだけ巻いていた茶色のCDCダンに交換してみる。少しして初めて魚がフライに近づいてきたが、プイっと反転。これはいけるかもという期待していると、ユラユラっと魚が出てきてフライを咥えた。いいタイミングであわせることができて竿を通して魚の動きが伝わってくる。ラインの処理も結構上手く出来たが、さあランディングということろでバレてしまった。いい型だっただけに悔しいが、これは釣りになるかもしれないという嬉しさのほうが大きい。その後小さいながらヤマメを手にすることができて気分は盛り上がる。

 今回面白かったのはここからで、水面にタッチしながら不規則に飛ぶメイフライを捕食する魚を間近に見ることが出来てあることを思いついた。同じような動きをフライがしたらどんな反応があるだろう? ドラグかけて引っ張ったり、チョンチョンと水面を戻したりしたら... 一番白っぽいフライに交換してドラグフリーとは正反対のことをやってみた。すると、魚がどんどん出てきてフライを見に来るようになった。何度かは実際にフライを咥えたのに上手くフッキングできなかったのでヒットはしなかったのが残念ではあるが、フライの動きについてまた新しい発見が出来てとても楽しい忍野体験だった。

なんともいえない雰囲気の川。いろんなフライフィッシングがあるのを感じることが出来た。きっとこれ一度にはならない予感。

この環境は入漁料と忍野の人々に支えられているのを強く感じた。禁漁になると忍野フリークが川の清掃をしていると聞いたが、素晴らしいことだと思う。

今回もチビちゃんだが、自分で巻いたフライで釣れたのはとても嬉しい。バラしてなかったら絵になる写真になったのに...残念。

すぐ近くにある水族館。動く魚に興味津々の9ヶ月の次男。3人の子供達が楽しめる場所があると安心していられる。

晩秋の渓流と紅葉の中で


2001.11.11 丹沢ホーム 

 前回シーズン終了間際に狩川に行った後、ここ丹沢ホームまで来てみたものの雨が降っていたため釣りを断念した。とてもきれいな渓流だったので、年内にぜひとも行きたいという希望が叶った。今回はUfamilyの家にお邪魔して旦那う2人で思う存分FFを楽しむことにした。
 11月になり、気温が低いとドライに反応しないかもと思い、いろんな種類のドライを巻いたついでにニンフもせっせと巻いてこの釣りに備えた。10時頃到着してみれば出迎えてくれたのは野生の鹿。そして先の駐車場にはたくさんの車。自然渓流そのままの丹沢ホームは魚がスレていて結構渋いと聞いていたのでどうなることかと心配になる。

 絶好の好天だったのでドライで攻めることにし、まずはCDCソラックスダンを選んでスタート。透明度は高くとても澄んだ水に感激するが、魚の姿は見えない。う~ん、ここには魚がいないのか?と思っているとポコンと反応があり、嬉しさに顔がニンマリ。次のアタリはきれいに合わせることができて魚が乗った。寄せてみれば美しい岩魚。初めて使うランディングネットはうまく取り出すことが出来なくて焦った。
 嬉しかったのはフライを奥まで飲み込んでいたこと。きれいにドラグフリーで流すことが出来た証拠だと心の中でガッツポーズ。魚らしい魚ははじめてなので、嬉しさと同時に心が落ち着く。

 その後最下流まで歩いて再度川に入る。こんどはアンダーウィングにCDCを入れたエルクヘア・カディスを結ぶ。少し先に先行者が見えるが、上流に比べて川幅が広いので探ってないであろう小さなポイントを狙う。少したったころアタリがあり、フッキングに成功するが今度はチビ岩魚。かわいらしい姿がいとおしい(^^ゞ

 その後どんどん釣り上がるが、釣れるのは木の枝ばかり。ティペットばかりかリーダーも何度も交換し、そのたびに新しいパターンを結ぶがうまく魚が乗らない。何度目かのリーダー交換の後、自信作のCDCダンを結んでキャストした瞬間またまた後ろの枝に。ここで緊張が切れてしまった。
 そこからは惰性。そのまま少し釣り上がったところで時間を見ればはや2時を過ぎている。ここらで昼飯にして気分を変えることにし、Upapaにお湯を沸かしてもらいカップ麺&コーヒーでしばし寛ぐ。きれいな渓流と紅葉の中で命を取り戻す最高の時間。

 休憩の後、中州を挟んだ小さな流れにグリフィスナットで挑戦するが全く反応が無いため少し上流のプールへ。ここには大きい魚影が何匹もあり、ここを最後にすることにして腰を落ち着ける。
 まずはそのままグリフィスナットを使うが、やはり反応が無いため薄めの色のCDCダンに。手前の岩陰にそっと流すと岩魚がヒット。久々の岩魚はとてもきれいだ。でも、狙う大物はフライを全く無視。時折そこそこのサイズの魚がフライを見にくるがプイっと反転してしまうのがとても悔しい。
 こうなったら何が何でもと思い、フライをどんどん交換していく。CDCバレットヘッド・カディス、スレッドボディのCDCダン、濃い目のCDCダン・・・悔しい。CDCループトウィング・イマージャー、黄色っぽいCDCソラックスダン、ラストチャンス・イマージャー・・・確かに何か捕食しているのに、水面や水面直下のフライには反応しない。
 これで最後だとフェザントテイル・ニンフを結ぶが、全く見えないしインジケータも無いので勘に頼るしかない。何度か流しているうちにたぶんその辺だろうなと思うところでキラッと魚が光った。グッと合わせるとググッと水中にラインが引っ張られた。やった!ついにヒット!
 ロッドは半月のようにしなり、なかなか魚は寄ってこない。こりゃラインが切れるかなと何度も思うが、流れの中にいる時にはひたすら耐え、少し岸よりのゆるい流れに誘導してはラインを手繰る。気分は格闘であり、やりとりしているうちにそれを楽しめるようになってきた頃、なんとか足元まで寄って来た。ネットの前面がオープンになっているので、ネットに入ったと思ったら出て行くということを何度か繰り返しやっとランディング。最後の最後までこのレインボーのおかげで楽しい釣りになり、とても幸せな気分が倍増した。

紅葉の中で澄んだ水に入りロッドを振る。自然渓流をそのまま釣り場にしている最高のロケーション。

はじめての岩魚にはじめてのランディングネット。*tohruさんのHPにある写真みたいでしょ?

これは3匹目の岩魚。このころには腰の後ろからさっとネットを取り出せるようになった。ここの岩魚は少し白っぽくて、とてもきれいだった。

丹沢ホーム最下流部。途中の荒瀬やプールはそのまま釣り上がれず、一度上まで上がってから再度下りなければならない。

これでお湯を沸かして昼食をとり、コーヒーを飲む。また楽し。みんなバーナー持参でのんびりとした時間を過ごしているようだった。

最後の最後にきたレインボー。ネットにギリギリのサイズで最後は慌てたが、何とか取り込み成功。強烈な引きで楽しませてくれた。

竜巻に遭遇


2002.3.21 忍野 

 今年初めてのFFは忍野でスタート。前日に天気もよさそうだし遊びに行こうというお誘いがUpapaからあり、子供たちも仲良しコンビと一緒に水族館行けるので喜んで出かける。

 我が家は遅れて10時半ごろ忍野に到着するが、思ったよりも人が少ない感じがする。去年来た時に見なかった場所をいろいろ見て回り、風が強いのでどうかと思ったが後ろが広めのところでスタート。ライズはないが、やはり最初はドライでということにしたが、実際に風があるとただでさえ下手なのにキャスティングにならない。自動リーチキャストというか、真横にラインが流れてしまう。こりゃダメだということでニンフにして近くにいる魚の前に流そうとするが、そう簡単には思った場所に行かない。一度フライを見に来てUターン。
 一時的に風が弱くなったときだけしかキャストできないくらいになり、場所を変えているうちに水面に出てきているヤマメを発見。CDCダンを流すとパシャっとアタックがありうまく合わせることができた。やった!と喜んだのもつかの間、なんのことはない・・・バレテしまった。その後は二度とフライに向かってこようとはしなかった。

 食事をみんなで済ませ、風が強いからちょっと見てみてダメだったらやめるよということで再度川へ向かう。風のついでに降らないと思っていた雨も降り始めたが、雨は少しで上がったのでもう少しやってみることに。そのうち遠くからゴーッという音が聞こえたかと思うとそれがどんどん近づいてくる。あっという間にフライが水から上がり竿先から水面と平行にラインが流れた。バチバチとごみが体にあたり、目が開けていられない状況になった。後でUpapaに聞くと、竜巻の渦の中に私が体をこわばらせて立っているのが見えたというすごい状況だった。

 風はあってもぼちぼち上げている人もいたし、技術とフライ選択(というかちゃんと巻いて準備しろというか)がしっかりしていないのが悪いので、もう少し暖かくなって活性が上がってから再挑戦しに行きたい。

行ったときはもっとたくさん人がいると思ったがそうでもなかった。風がなければもう少し楽しめたかも...

風の中歩くのはちょっといやな、想像と全く違った金田一橋。これは横から見ているのが一番。

新調したロッドとリールに魂を入れるはずが、バレとは今の自分の実力に相応しい初釣行となってしまった。

強風の爪痕。生木が根元から折れている。水族館の中にいてもすごい風だと思ったらしい。

未だ魂入らず


2002.3.23 道志川C&R区間 

 この日は‘ほのさん’主催の栃木解禁オフがあったのだが、みなさんせっかくの栃木初釣りなので足手まといになって迷惑をかけてはいけないと思い、初めての道志へUpapaに連れて行ってもらう。

 午前中は近くの小渓で竿を出すが、二度ほどアタリがあったもののフッキングできず。漁協のおじさんがやってきたので「ここはどうですか?」と聞いてみると、「俺も昨日ここから餌で釣り上がったけど一度もアタリがなかったよ。フライはまだ早いんじゃないか。」という悲しい答。

 昼を済ませて道志川のC&R区間に行くが、この間ほどではないにしてもこの日も風が強い。ちょっとしたゆったりした流れが向こう岸沿いにあり、そこでライズを待つが悲しいかなライズはない。自分のいた辺りは10~20メートルおきに人がいて、思い切って下流へ行こうかとも思ったが風もあるし近場でいいやと思いあまり移動しなかった。
 夕方になると手のひらのリールにあたる部分がとても冷たくて、時折ジッポのライターで暖めなければやっていられなくなった。それくらいから魚たちが活発になってきたようで、少しアタリがあるもののフッキングできず。フライを変えてもちょっと見に来るもののサッと引き返す。何食ってるのか想像できない経験と知識のなさが悲しい。

 まだニンフでやっている人が多かったが、早くドライにバシバシ反応する時期になって欲しい。ドライで釣りたくてフライフィッシングをやってるのに...まあ、そのうちどこかで釣れるに違いないという理由なき確信はあるのでまた挑戦したい。

 新しいロッドにはまたもや魂入らず。

午前中に行った都留の小渓。雰囲気はとてもよかったが、フリースに厚手のトレーナー、さらに上着を着るほど寒かった。

道志川C&R区間。はじめてなので区間中のどの辺りかは聞いたが忘れてしまった。もう少し暖かくなってからまた行きたい。

中央に速い流れがある向こう側を狙うのでいい練習になるかと思い、粘りに粘った場所。風があったのであまり練習にならなかったが、フライラインが流れで沈むとダメだと感じた。

イメージしていたより狭い川幅。駐車場もそんなに広くないので盛期になると大変かもしれない。

1日早いバースデイプレゼント


2002.4.6 道志川C&R区間 

 朝早く出れば高速も空いているし、交通費などかかる経費も安いということで、前回に続いてUpapaと道志川へ行く。なんといっても今まで1尾も釣れていないのでロッドに魂を入れたい・・・実は7日は誕生日であり、当初7日に行く予定していたが天気が悪そうなので1日釣行を早めたのだ。

 最初はC&R区間に行かず、その上流に入りある程度釣りあがる。しかしここは前には何人もの餌釣りの人が見える。おはようございます、追い越していってもいいですかと声をかけると、いいよ。でもなかなか釣れねえなという返事。先行者がたくさんいるし、水温も低いのでこりゃドライには時間が早いかなという不安。その不安はあたり、なんと一度もアタリなし。疲れて早い昼をとった後C&R区間に行くことにする。

 一番下流の方から入渓するが、C&R区間はさらに人が多い。それでもなんとか場所を見つけてスタートするが、いろんなフライを試してもアタリはない。魚も見えないし場所を変えるかなと思っているとCDCダンに“パシャ”と出た。
 おっ、ヒット! ネットを出そうかなどと思っているうちにバレてしまった。しっかり手元まで寄せた後でネットを出すに決まってる、さきにだす暇があったら寄せなきゃ・・・あいかわらず下手だなあと後悔。

 それが唯一のアタリで、それからまた耐える時間がやってきた。フライを変えてもダメだし、とてもいい感じで流れてるしビデオならここで出るよなという場面でもダメ。そうしているうちに再度“パシャ”。今度も上手く乗せることができ、失敗したばかりなのでまずは手元まで寄せてからネットを出しランディング成功。学習効果、そして心の中でガッツポーズ。めちゃくちゃ嬉しい!うわっはっはぁーだ。

 その後場所を変えたりしながら何度かあたりはあるもののうまくフッキングできないまま時間が過ぎる。食べに来ているのではなくて弾きに来ている場合も多いのではないかと思うがどうなんだろう。それとも偽物だと馬鹿にしてるのだろうか。それなら途中で引き返すのが普通だとは思うが...

 今回の最大の成果はヤマメと対面できたこと。そして最大の動揺はフライボックスの中身すべてを川にぶちまけてしまったこと。ロッドとリールでたまたま堰き止めていた場所だったのでほとんど回収できたが、落とした場所があと15cm位先だったら大量のナチュラルドリフトするフライが見えたに違いない。やはりこれも1日早いバースデイプレゼントだったのか。

C&R区間から少し上流。区間外でも風景が変わるわけも無く、とてもきれいな水と瀬音が仕事の疲れを癒してくれる。

息吹き始めた木々の新緑が少し目にまぶしい。そこが前回とは全く違い、季節の変化も楽しめるのがいい。

今回釣れた場所。対面の流れ込みから少し上流の向う岸に近いところからプレゼントはやってきた。

暴れたせいか体にティペット跡がついてしまいちょっとかわいそうだったが、ゆっくりとリリースすると元気に川へ戻っていった。

散りゆく桜の中でキャンプ&FF


2002.4.13-14 道志川C&R区間 

 今シーズン初キャンプは道志の「とやの沢キャンプ場」で幕開けとなる。早朝道志に到着して、家族は車の中で仮眠&自分は川へ・・・という作戦を立てていたが、起きてみるとすでに着いているはずの時間になっていた。FFisherを横目で見ながらキャンプ場に向かい、Upapaと2人で川へ向かったのは夕方4時位からとなった。

 朝から釣っている人たちが帰る時間なのか駐車場から出る車が何台かある。思ったより人がいないのはラッキーだ。今回はフェザントテイル・パラシュート、スペントスピナー、CDCスパークルダンなどを巻いて来たので、いつもと違うフライはどういった反応があるのかわからないが意味もなく期待が膨らんでいた。
 まずはフェザントテイルパラシュートを試みるが、始めて早々にヒット。だがバレた。もっと早くラインを手繰らなければと反省。少ししてまたヒット。ラインを手繰らなきゃと思っているうちに、またバレた。2回連続のバラシでなんか悪い予感がしてくる。もしかして今日は釣れないかもしれない。そうしているうちにまたヒット。今度はすばやくラインを手繰り手元まで引き寄せることができた。あれ?なんか模様が見えないぞ、もしかしてハヤ?と思ったが良く見るとレインボー。一気に喜びがこみ上げて来た。

 今度はスパークルダンなどを試してみるがめったにアタリがない。スペントスピナーに替えるとヤマメが立て続けにきた。なんかとっても幸せな気分。川面に舞い落ちる桜の花びらを楽しむ余裕も出てきたようだ。風が吹くたびに幻想的な風景が目の前に現れる。
 水面ではライズがあちこちでおこり、こういう感じになったらどんなフライにも反応するのかなと思っていたのだが全く逆。あれこれとフライを替えても反応すらしない。近寄ってくるのは見えても馬鹿にしたように引き返す。いったい何を食べてるのだろう? 参りましたということでキャンプ場に戻る。

 翌日は朝7時過ぎに起きるが、前日の焚き火トーク時の大量のジャックダニエルで身体がきつい。なかなか頭が冴えないので、少しゆっくりして8時過ぎに川ヘ向かい約2時間の釣りになる。グリズリーパラシュートなどいろいろ試してみるが、反応がないのでクイルボディのブラウンパラシュートにチェンジしたところからアタリが出た。おっ、ヒット。あっ、バレた・・・でも昨日の釣果が心のよりどころとなり動揺は少ない。次はうまく寄せることができ、無事レインボーをランディング。やわらかいロッドなので引き味は最高だ。気が付いたら酒はすっかり抜けていて、やはり釣れると気分がいい。

 後ろ髪をひかれる思いでキャンプ場に戻り、チェックアウトを延長して温泉に入ったりしながらのんびりと夕方まで楽しんだ。キャンプと温泉とFF。こりゃ病みつきになりそうだ。

広いサイトの両端にテントを張り、中央にタープとシェルでダブルリビング。気温によって空間を使い分けられるのがいい。

初日はニジマス1尾とヤマメ2尾を釣ることができた。きれいなパーマークがあるのに写真ではそれがよくわからない。写真のとり方もこれからの課題。

ガッポリと奥までフライを飲み込んでいた、翌朝のニジマス。ヤマメだったらもっと嬉しかったかも。

上から見ると濃い魚影がある。川が全部C&R区間になるといいのになどと自分勝手な思い。

富士の麓でキャンプのついでに


2002.4.28 道志川C&R区間 

 GW前半は富士西湖でのグループキャンプを楽しんだ。湖のキャンプ場ということで、一緒に行った友人が家族をカヌーに乗せてくれている間にこっちはFFへ。一緒に道志川に行ったのはもちろんUpapa。「ちょっと行ってくるね」と別行動を取れるところが気の合う仲間とのグループキャンプのいいところ・・・だというのはこっちの言い分でしかないけれど、何はともあれ今回も楽しい数時間。

 GWなのですごい人かと思ったらそうでもない。この時期はみんな家族サービスでいそがしいというところなのか、いつもは車で満杯の駐車場もガラガラで驚いた。しかしながらポイントにはちゃんと人が入っていて、ちょうど空いたところはこの間ニジマスがつれた場所。あの辺だったよなとフライを流すが反応はなく、もうスレてしまったのかとガッカリしていたときにある事件。
 少し下流に入ってきたルアー釣りの2人組の1人がなんということか足元にルアーを投げてきた。ちょうどフライを交換していたときだったのでこれは何かの間違いだろうと思っていたが、ちょっと横を向いた隙に今度は目の前に。とても気分が悪くなったので彼らよりもずっと下流に行くことにして彼らの方に歩いていくと、その張本人はちょっとびっくりした顔でこちらを見ている。ここで文句をいっても楽しい釣りがつまらなくなると思い無言で通り過ぎるが、それはないでしょ、やっぱり。

 彼らが幸運の女神だったのかどうかは別として、次に入ったポイントは前々回トライした流れの向うの弛みから肩のあたり。手前の流れと風が邪魔してなかなか綺麗に流れないが、何度もやっているうちにテイルなしのクイルボディ・ブラウンパラシュート#18に反応&ヒット。なかなかいいサイズのヤマメでさっきの事件も吹っ飛んで幸せいっぱい、心の中では大ガッツポーズ。
 そのうち流れと弛みの際あたりで水面に出てきて何かを熱心に食べているヤマメを発見。過去何度かライズに挑戦したが、フライに反応すらしないという経験しかないのでこのライズを是非是非と心は躍る。うまくポイントに入っても見向きもしないので、フライをいろいろ替えて見るがやっぱり同じ。ブラウンのソラックスダン#18にしたらフラット寄ってきてパクリ。今回は最初から最後までしっかり見えていたので歓びもひとしお。

 投げそこなったフライが手前の流れの肩あたりにあり、それをピックアップしようとしたところヤマメがフライを追ってきたのが目に入る。なるほど、こういう辺りにいるのねということで、今度はいくつかの肩を集中して攻める。肩ぎりぎりのところで赤茶色のスペントスピナーにヒットしたのはこれまた良型のヤマメ。その後他の肩でも小さめだがヤマメが出て、バレたもの結構あったが今回の短時間の釣りは大満足。

最初のヤマメは最初ラインが弛んでしまったのでバレるかと思ったがしっかりと寄せることが出来た。

これは初めてライズが取れたのでとても嬉しい2尾目。

これは肩で出た3尾目。そのまま瀬に入り下流の岩に絡んだので焦ったが回りこんでランディングできた。

最後のヤマメ。まだまだ小さくても釣れると嬉しさは同じ。また大きくなってから遊んでね。

さあこれで終わりという時間にヒットしたUpapaを上の道から。ズームがないデジカメをFFには使っているので遠くが撮れなくて悲しい。

そろそろ瀬にもたくさん入ってくる時期に。次に来た時には瀬を釣り上がってみようと思う。

歓迎してくれたのは山葵と岩魚


2002.5.4 福島県裏磐梯の渓 

 せっかく福島にキャンプに来たのだからと、前夜キャンプ場に来てくれた「大さん」が裏磐梯へ案内してくれた。途中、道端に残雪があり遠くまで来たんだなあとちょっと感動。Upapaと自分は当然初めてだが、同行してくれた「ほのさん」と「いまださん」は勝手知ったるフィールドで皆さんのアドバイスのおかげでとても楽しい釣りになった。大さんはみんなの家族をわさび採りに連れて行ってくれるという、我々だけでなく家族も一緒に楽しめるという素晴らしいイベントを企画してくれた。

 最初は瀬にも魚が出ているかと思い、堰堤上を次の堰堤に向かって釣りあがるが魚の気配が感じられない。あれ?こんなはずじゃないのに...と悲しい思いでタバコに手を伸ばすがライターがない。ちょうど堰堤下にいまださんがいたのでライターを借りに行くと「もうひとつあるから」とライターをプレゼントしてもらい、「ここにはいるよ、ばらしたから出るかどうかわからないけど」とありがたいことにポイントまで譲ってもらう。釣らせてあげようという気遣いに心から感謝。

 大きなフライがいいよという大さんのアドバイス通り#12位のパラシュートを流れの向うにキャスト。風があるのでなかなか思ったようにフライが入らないが、いろいろ試しているうちになんとか思うところに入るようになった。そうしているうちにバホッという感じで魚が出た。運良く乗せることができ、寄せてみると岩魚。なんともいえない嬉しさがあり、さっそく一枚とデジカメを取り出すがバーブレスのためネットの中でフックが外れていて、いざというときにはスルリと流れの中に。この後釣れなかったら魚の写真が...とガッカリしながらフライを投げる。
 落ち込んでいる間もなく次のアタリがあり、これまたちゃんとフッキングできた。今度は慎重に写真に収める事に成功。さらに2尾岩魚を追加した後、大さんにわさび採りに連れて行ってもらっていた家族が帰ってきたので一度川を上がる。

 4尾の岩魚を釣ることができてとても満足していたが、時間があればあるだけ川に入りたいのが今の心境。昼食に行くほのさんファミリーやUファミリー、そしてうちの家族を見送って再度川へ向かう。別のプール狙いで少し上流に入るとすぐに岩魚がヒット。こりゃ、ここでも何尾かいけるかなと期待するが、雨も降り出しアタリもなくなってきた。もう少しだけと思い、今の限界に近いロングキャストをしてポイントを狙うとまたまたヒット。しかし長いラインの処理がうまくいかずバレてしまった。
 ひざ上まで水に入っていたこともあり寒くなったなあと思っていると岸に車が見えた。ちょうど昼からみんなが帰ってきたのをきっかけに終了。短い時間だったが大満足の裏磐梯となった。

下流からの風景。盛期には瀬に魚が出てとても楽しい釣りになるそう。またぜひ行きたい。

きれいな岩魚と対面できてラッキー。ちょうどいい時間だったのか、20センチくらいのものが立て続けに出た。

こんなチビでも大きなフライをガッポリと咥えてくれる。フライの大きさについて認識が変わった福島だった。

大さん主催で何度も宴会が開かれた橋の下から。次回は家族抜きだと思う存分...なんてつい思ってしまう。

*tohruさんの渓で遊ぶ


2002.5.2&6 安達太良山系の渓 

 GW後半は福島県のフォレストパークあだたらへ。渋滞を避けるため1日休みを取って2日からの4連泊というロングステイキャンプとなる。設営を終えて少し時間ができたので、夕方ちょっと渓流へということで*tohruさんに電話を入れてnoasobi.comでお馴染みの渓の場所を聞く。おっ、ここだ、ここ、ついに来られたと感激。

 こういう渓で釣るのは初めてでありよく注意してキャストしないとなと思ってスタートするが、何度も頭上の枝に引っ掛けてしまい、フライを取りに行くことでポイントを潰してしまう。この日使ったフライは初めて巻いたアダムスパラシュート#14で、少し遡行したところでボコッと出たのはかわいい岩魚。この渓で釣れたというのはなんともいえない幸せな気分。その後2度バラしたところでキャンプ場に戻り、今回のFFキャンプ(思っているのは自分だけかも)のスタート。

 途中裏磐梯に連れて行ってもらって楽しい時間を過ごすが、楽しい時ほど時間が過ぎるのは早くていよいよ東京に戻る日を迎える。前日Upapaが渓魚と対面し幸せになっているし、最後に家族にわがままを聞いてもらい撤収後に最後のお別れに渓に入る。
 まるでこの渓をしっかりと記憶に留めなさいというかのように、昼間だというのに岩魚たちがフライに出てくれる。アダムスからエルクヘア・カディスに替えてもそれは同じ。何度もフライに出てくれたがランディングできたのは4尾。どの岩魚もとてもきれいな姿をしていてこのままずっと釣り続けたいと思ったが、さすがにいつまでも自分の時間があるわけはなく、岩魚に代わって子供たちの顔が浮かんだときこの夢のような釣りも終わりを告げた。

*tohruさんのHPでいつも見ていたこの風景をついに自分の目で見ることができた。

初日の岩魚。この1尾によって今回のキャンプでのFFも心に余裕ができた。

最終日に出た岩魚。なんの疑いもなくフライに出てくれた岩魚はこの渓のアベレージサイズか。

左の岩魚が出たのは落ち込みの白泡の向こう側。

これが最後の岩魚。楽しかった時間も終わり、日常が再びスタート。ぜひまた来たいものだ。

この岩魚は流れのむこうの鏡のところでバシャッと反応。

チビちゃんばかりで...


2002.5.19 山梨県道志川C&R区間 

 GWの余韻が去らぬまま、1週でもあくと川が恋しくなるという訳のわからない精神状況を正常に戻すべく深夜に家を出る。前日までの雨による増水と濁りが心配ではあったが、家族でキャンプをしているUpapaからの情報によれば何とかなりそうだということだった。到着したときには真っ暗で様子はよくわからないので、ビールを飲み車で仮眠をとる。

 夜明けとともに用意をして貸し切り状態の川に入ると、増水はしているが濁りはほどんどない。これはいけるかなと期待をしてフライを投げるがまるで反応はない。早くもスレきってしまったのか、時間が早すぎるのか・・・もうすぐわかる。
 ポイントをいくつか替えると反応があるがフッキングしない。やっとヒットしたと思ったらとてもかわいらしいヤマメ。ボウズは回避できたのでそれはそれで嬉しい。その後も出るのはチビちゃんばかりで、だんだん悲しくなってくるところが去年とちょっと違うなあと思いながら釣り続ける。
 いつもは水がほとんどない場所がとても雰囲気のいいポイントに変わっていたので攻めてみると、ググッといい引きが伝わってくる。寄せてみると本日最大の20数センチのウグイ。やっとのことでと思っただけに悲しさ倍増。

 Ufamilyの泊まっているキャンプ場で遅い朝をご馳走になり、食後のコーヒーなど頂きながらしばし歓談。こういう場面ではいつもなら家族がいるので今回はちょっと不思議な感じがしたが、この不思議さが帰りの車の中では家族に会いたいという寂しさに変わった。

 その後再度川に入り、2時近くなってエネルギーが切れたところで切り上げるが、結局5尾すべてがチビちゃんのみという結果に終わる。朝にもうすぐわかると思っていた結論は、腕とフライ選択の未熟さということだった。
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誰もいない駐車場で寝るのはどうもいやな気分。寒いかと思って準備したけど暑くて途中で目が覚めた。

10センチに満たないくらいのチビばかり。さすがにこれでは気分は晴れない

来るたびに緑が多くなってきた道志川。夏は釣り辛い場所も多くなるかもしれない。

Ufamilyが泊まっていたキャンプ場目前の川。C&R区間外だが魚は結構いそう。